ブラック・サーズデー

 1930年代の大恐慌の始まりは「暗黒の木曜日」だった。。。
 でも今回はそれとは全く関係のないエントリーでして(汗)。
 ここのところ忙しい日々が続いていて、40代を過ぎた中年の身で毎日こうも忙しいとやっぱりカラダがしんどい。ウチの職場は(一応)週休2日制で基本的に土日休みなのだけど、そうすると一週間の疲れのピークは大体「木曜」にやってくるのね。これはメンタルな面も多分にあって、金曜になるともう次の日は休みというわけで多少ウキウキ気分が混じってくるから、カラダはしんどくて朝がつらくてもあと一日!という感じで気力が沸いてくる。だけど、週5日のうち丁度週の後半に差し掛かった木曜あたりは、イチバン憂鬱でしんどいわけね。俺の職場は始業時間が一般よりちょっと早いので、冬なんかは朝起きる時間はまだ外が暗かったりして、本当にやっとの思いで起きて、重いカラダを引きずって出勤するみたいな感じ。特に木曜はね。
 30代のころはそれでもまだ大丈夫だったような気もするのだけど、ここ数年だんだんそんな「辛い木曜日」が増えてきたように思う。
 しかし考えてみれば、日本で週休2日制が定着しはじめたのは1980年代からで、俺が就職した80年代後半あたりでもまだ土曜は半ドンだとか、隔週土曜休み、という職場が多かった。さらに遡って俺が子供の頃には、大人のお休みはだいたい日曜だけだったんだよね。今思うとみんな良く働いていたのだよなあ、と尊敬せずにはおれないのだ。
 もっとも農業で頑張っている人や個人商店の人は、いまでも週1日の休みさえ取るか取らないか、といった感じで働いていらっしゃるわけだから、「木曜はシンドイぜ」なんて、贅沢っちゃあ贅沢な愚痴なのだ。
 ただ、周りを見回しても、週休2日がこれほど浸透しているはずの世の中なのに、疲れているオトナは減るどころか確実に増えているような気がするのよね。それはたぶん、たとえ名目上週休2日であっても毎日夜中まで残業させられていたり、OA化が進んだのはいいけれどその分仕事のスピードばかり要求されたり、リストラで職場内の人間関係がギスギスしていたり、そんなこんなで「職場のストレス」は昔とは比べ物にならないくらい増えているから、なのだと思う。
 さてそこで我が身を振り返ってみるのだが、ストレスはあるけれど職場環境はそんなに悪くないし、一年中、夜中まで残業させられているわけでもない。では何故こうもシンドイのか。
 結論。土日に張り切って遊びすぎて、カラダを休めているヒマがないのである。
(毎日頑張って働いていらっしゃる皆様に顔向けできませんわ。。。)