辛いお知らせ~太田さんからの”大切な報告”

始まりは“まごころ”だった。

太田裕美さんが乳癌の治療中という、とても辛いお知らせが・・・。

昨年、私の姉が同じく乳がんであることを知らされたときと同じくらいに動揺している自分に、驚いています。

太田さんはまさに私の人生の一部と言えるくらい、大切な存在になっているのだと、改めて自覚しました。1975年の年末、11歳だった私が「木綿のハンカチーフ」を初めて耳にしたとき、背中に電流が走りぬけて、それ以来ずっと(足掛け45年)、太田裕美さんの歌声とともに生きて来たのですから。

私は残念ながら行けなかったのですが、7月の京都でのリサイタルの時にはもう、病名がわかっていて手術も控えていて。そんなことをおくびにも出さないで、ファンに元気な笑顔を届けてくれていたであろう、太田さん。

11月の45周年コンサートでもきっと、変わらずあっけらかんと、お元気な姿を見せてくれるであろうことはわかっていても、私はステージ上の彼女を見たら、はたして平静でいられるか、自信がありません。

でも、涙は隠して、笑顔で、あなたへ感謝の念を精いっぱい送りたい。

 

 長く続く道

 あなたと歩いてきた

 つまずいたり、転んだり、

 はしゃいだり、笑いころげたり

   「道」作詞:太田裕美

 


太田裕美 道

 さりげない日々に 心からありがとう

 柔らかな日々の 始まりは”まごころ”

   「道」作詞:太田裕美

 (太田さんの書かれたこの詞が、あまりに私の今の気持ちにぴったりで・・・。)

 

 出来れば治療に専念してもらいたいけれど、治療しながら歌い続けること選んだ太田さんを、応援し続けたいと思います。

 ずっと。

 心から。