やぐっちゃん脱退に思う「娘たちの将来」。

 モーニング娘。の矢口真理ちゃん、脱退。経緯はさておいて、彼女は娘達にとって、原子をつなぐ電子役というか、細胞を満たす細胞水というか、リーダーの求心力とは違ったところで、見事に大勢の女の子達をまとめ上げていた感じがするのね。トークも歌も器用にこなせる存在で。そんな彼女がいなくなったことは、今後のモー娘にとって大変な損失であることに違いない。でも、きっと彼女自身、今後のモー娘の八方塞がりともいえる現況を考えたとき、そのリーダーであることの計り知れない重さを前に、以前から「辞めたい」という気持ちが少なからずあったのではないかな?というのは想像に難くない。だって「リーダー」になってしまうと、ソロデビューは確実に遅れるだろうし、それこそ本体もろとも撃沈、ということにもなりかねないのだから。なんて悲観しすぎ、穿ちすぎの考えだろうけど。新曲に期待しましょう。