雨の日と月曜日は

Gold: 35th Anniversary Edition (Aniv)
今日、東京は朝から雨。「雨の日と月曜日は、いつも気分が沈むの」というのはカーペンターズのヒット曲のフレーズだが、雨で月曜の今日はそんな気分にさせられる日だった。こんな日は、家の中で昼間から部屋の電気を点けて、好きな音楽を静かに流しながら一日中本でも読んでいたい。
 雨の日は、本能的に身体が休みモードに入る、という話をどこかで聞いたことがあるが、確かに、薄暗い感じとか、空気のしっとり感とか、雨音に包まれた家の中の不思議な静寂とか、どこかに人間を内へ内へと向かわせる働きがあるように思える。「晴耕雨読」、これは農耕民族であるわれわれ日本人のDNAに刻み込まれた感覚なのだろうか、とも思ったが、狩猟民族だって雨の日はきっと休むもんね。根拠のない断言は止めとこう。
 さて、そんなわけで俺は今日、一応机には向かっていたけれど、ほとんど仕事が進まず、開店休業状態であった。頭の中はずっとカーペンターズが流れたまま。「♪ハンギ〜ン〜アラ〜ン〜ナティントゥドゥバッフラ〜ン♪レニデズマンデズオールウェイズゲッミ〜ダ〜ン♪」