歌舞伎アナ

 俺が最近気になるのが、テレビのニュースでひっぱりだこの北朝鮮中央テレビ(?)のご婦人アナ。ピョンヤンの殺風景な町並みを背に、とてもオットコらしい口調でニュース原稿を読まれてるご婦人だ。(なぜか、北朝鮮の報道となるといつもあの人なのが不思議。)
 誰かのコラムで彼女の原稿の読み方を「カブキのようだ」と表現しているのがあって、思わず笑い転げてしまったのだけど、ホントにそうだ。言われてみれば歌舞伎の「決めゼリフ」みたいだもんね。(勘定奉行に、おまかせあれ〜〜、みたいなね。)一体、北朝鮮の人々には彼女のニュースの読み方はどんな風に聴こえるのか、一度訊いてみたくてしょうがない。土井たか子とか田中真紀子とかの演説口調に近い感じだとしたら日本人の感覚としてもフツーだけど、意外にいつも聞いてる北朝鮮の人の耳には「坂上みきのナレーション」程度の違和感で済んでるかもしれないな、なんて。いや、最低でも「レポーター東海林のり子」くらいヘンに感じてるかな?とかね(笑)。
 ところであの歌舞伎アナ、ある日はピシッとスーツ、ある日はチマチョゴリ、と結構色んなファッションを見せてくれるのが、マニア心をくすぐるのである。要チェック!