いつまで続けるのか、こんなこと

 アフガニスタンで人道的活動をされていたにも関わらず、非業の死を遂げられた伊藤さんのご冥福をお祈りします。
 アフガン問題は、民族・宗教・他国の思惑など、国際的にも歴史的にも多くの問題が絡み合っていますから、私が何かを言及するにはあまりに力不足です。ですが、今回のこの殺人には、ただただやり場のない怒りを感じずにはおれないのです。
 人間が、自らの感情・欲望・主義主張を押し通すためのイチバン手っ取り早い手段として、他の人間を殺すこと。
 文明をこれほど発達させた人類が、性懲りも無くいまだに繰り返しているこの愚かな行為に対して、怒りがこみ上げるのです。
 言葉を持ち、知性を持ち、理性を持った人間たち=私たちには問題解決の手段はいくらでもあるのに、なぜいつまで経ってもこうも短絡的に「人を殺す」という非生産的な手段ばかりを選ぶのか。その人間の愚かさに、とても腹が立つのです。
 そして、この国の政府。この哀しい事件を受けてさえなお「テロとの戦い」などという空しく愚かな「殺人行為への加担」を続けようと画策している。それにも無性に腹が立つ。
 天木直人さんが、とても分かり易く記事にして下さっていますので、紹介させていただきます。(「天木直人のブログ」アフガンにおけるNGO邦人射殺事件の衝撃)是非読んでみてください。
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