メモランダム5/18

政府は必ず嘘をつく  アメリカの「失われた10年」が私たちに警告すること  角川SSC新書
 オススメ本です。本文とは関係ありません。あしからず。→
 震災から1年以上過ぎてそろそろ、原発事故で降り注いだ放射性物質の悪影響が出始めたのでしょうか。東京都下に住む私の家の庭では、タンポポドクダミが例年になく背高く伸び、細いタケノコまでニョキニョキと生え出して、もう大変です。なんて、単に雑草引きを怠けていただけかもしれませんが(苦笑)。
 ただ、枯葉の積もった土に堆積した放射性物質はここ東京の下町でもあちこちで基準値を超えましたから、こうして庭の手入れをしながら私も放射性物質をかなりの量浴び、吸ってしまったのは確実なのでしょう。最近、庭に出て作業をしたあとの身体的消耗が激しいような気がします。もっとも、これも「歳のせい」かも知れませんけどね(笑)。
 
 震災後のガレキ処理が中々進まない中、早々と受け入れを決めた東京都。私はこれに関しては、石原慎太郎知事に心から拍手を送ります。良くぞやってくれました。あの頑固な偏見オヤジ、いまもキライですけど、今回だけは本当にエラかったゾ。
 ニュースなどで、ガレキ受け入れを決めた自治体の住民が、公聴会などでヒステリックに反対を叫ぶのを見るにつけ、同じ日本人でありながらその身勝手さにガッカリします。原発周辺の瓦礫ならまだしも、宮城や岩手の瓦礫に含まれる放射能がキケンだなんて、子供のエンガチョ!遊びみたいなものですよ。思い込みだけの世界。それで恥ずかしげもなくエンガチョ!をして、エンガチョされた人を無意識に傷つけているんです。
 だったら茨城や栃木に住んでいる人々の家も、かの地の瓦礫と同じくらいの放射能を浴びているに違いないわけで、例えば横須賀の住民が反対運動で騒いでましたけれど、関西の住民ならともかく同じ関東地方で、どれほどの差があると言うのでしょう。
 まあ、もう先の知れた中年で独り身のゲイの戯れ言と行ってしまえばそれまでなのですが。。。
 
 さて、原発稼働ゼロになり、今年の夏も節電です。。。。でも、ちょっと待って下さい。電力不足だ!計画停電だ!と騒いだ昨年も、結局は「電気予報」では使用率が90%を上回った時間はわずかなもので、計画停電もすぐに廃止となりましたよね。電力は今年も本当に足りないのか?それをいま一度疑ってみるべきかと思います。
 そんなわけで以下のサイト、面白いです。是非読んでみてください。
プロジェクト99% サルでもわかる、脱原発を急ぐワケ 序章
プロジェクト99% サルでもわかる、脱原発を急ぐワケ 第2章