はじめてのケイケン

 先週の木曜日、腰がピキッときた。やばい、と思ったがすぐ痛みも引いたので週末元気に遊びまわってたら、一昨日から妙に鈍い痛みが出て、昨日は立ち上がるのに「よっこらショ」となり、今日は起き上がるのも歩くのも辛くなってしまった。まる1週間で痛みのピークが出たわけだ。年取るとこうなるのだな。(40年で始めての経験その1。)
 仕事にならないから職場をちょっと抜けさせてもらって整形外科へ。レントゲン撮って腰に痛み止めの注射。イテー!そしてマジックテープ製の腹巻みたいな「簡易コルセット」をぎゅっと締めてもらったら、ずいぶんラクになった。コルセットすると、何だか気持ちもしゃんとして、その後の仕事がはかどった(はじめての経験その2)。俺、病院のお世話になるのは嫌いなのだけど、機械のメンテと同じで、やっぱりプロに任すべきところは任せないとね。
 ところで今日の診察、ちょっと恥ずかしくて、腰の診察だからビミョーにズボンを下ろさないといけないのだ。レントゲンの時は「太ももくらいまで下げて」とナースさんに言われ、その後うつ伏せの体勢ならまだしも、台の上に仰向けになってくれと言われ・・・。俺、診察室に入る前にトイレ入っちゃったから「やばい、『前シミ』大丈夫だろうか・・・」(←40代にもなると仕方ないのさ!)。おまけに今日は「ボクサーブリーフ」なる、前のふくらみがやけに目立つやつを穿いてきちゃったもんだから、仰向けになればその気もないのに誤解されるかも、という余計な焦りも。家に1枚しかないのに、なんで今日に限って穿いてきちまったんだろう。えいっとばかりに若いナースの前でズボン下ろしたものの、前シミを確認することも出来ず、ズボンずり下げたままあっち向いたり、こっち向いたりなすがままに。恥ずかしかった・・・。ちょっとエッチな恥ずかしさ、これははじめての経験じゃないけどね。
 ま、今考えれば、万が一「シミ」を確認したとしても隠しようもなかったが。「レントゲン撮りますから、手、どけてください」とか事務的に言われたんだろうか。