全部オジャンじゃん。

今回は慣れない政治ネタで失礼します。

衆院解散を受けて、参院本会議で否決された郵政民営化関連法案だけでなく、継続審議が決まっていた障害者自立支援法案や組織犯罪処罰法など改正案といった重要法案が軒並み廃案になった。国民生活への悪影響を心配する声も出ている。 (共同通信) - 8月8日

 う〜ん、どうなんだろう。衆院解散は郵政民営化関連法案を何としても可決させたいという小泉首相の意思というか意地の表れだろうけど、なんだかな〜。もっと、やることがあるんじゃないの?という感じ。
 いわば、この法案を通すためだけ、の衆院解散、総選挙。その煽りを受けて、これまで継続審議されてきたほかの重要法案も全部オジャンになっちゃった。うちの職場だって、障害者自立法案成立に向けて、内容の情報収集したり、勉強会開いたり、来る変化に向けていろいろ準備していたのにさ。全部ひっくるめてまた一から出直しということだ。いままで関係者たちによってそれらに費やされてきた、また今後また費やされざるを得ない膨大なコストと手間を考えたら、重要命題だったはずの「財政再建」はどこにいっちゃったの?という感じ。大いなる税金のムダじゃん。
 もちろん、解散総選挙によって国民に審判を委ねる、というのは意味があることだろうけど、そういう意味ではそれこそ小泉の信任投票みたいな選挙になるんでしょう?自民に入れるか、入れないかで。だからといって、万が一、自民がこの選挙に負けたらどうするんだろう?
 あー、ムダだ!
 小泉さん、意地とか、イチかバチかの賭けで政局を動かすのはもうヤ・メ・テ!!!!!!