自民党そうさいせん〜そうはさせん(汗)

 アベの総裁決定は、まあ、ベツに・・・。
 ただ、俺、やっぱり、ヤラレたような気がするのだ。自民党に。結局、全体が自民の大宣伝大会になっていたのかな?と。この時期に合わせた小泉劇場のドラマ化とか、アイツ(おっと失礼、タケナカさん、ね)が辞めたことなんかも含めて、ね。
 俺は、アタマが悪いし、3人のソーサイコーホのいろいろな政策をしっかりと理解していたわけじゃない。(「しっかりと」とか「いろいろな」とか、シンゾー君のあいまい口調、移っちゃったわ。)でも、だからこそ、俺の感じていることって、結構イッパン人(またはオバサン)感覚なのかもしれないから、敢えて書いておこうと思う。
 それは、アベが、総理になったら、小泉さんのような、あるいは彼自身が官房長官だったころのような、極端な方向には向かわないのではないか、という、変な期待が出てきちゃったこと・・・。いわば自民党は、自浄作用が働いて自然に軌道修正ができる政党なんだよ、というイメージね。
 マスコミ総動員で、それが全面に出されてきたから、そんな気がしちゃったんだな、と少し考えるとわかるんだけど。
 たとえば。
 ここに来ての、あからさまな小泉バッシング。大本営ドラマは見なかったけど、どのメディアも今やすっかり「ただの変人」扱いだものね。もう、コイズミみたいな変な政治はしないよ安心して、あ、そうそうタケナカ君も辞めちゃうしね、みたいな感じ。
 そして、総裁選を控えた連休の、3候補によるメディアジャック。答えをボカしてごまかすルックス先行のシンゾーくんに、誠実さを全面に出して反コイズミ路線を訴えるサダちゃん、親しみやすいキャラと元気のいい言動で信頼性をアピールしたタロー。いわばユニットで売ることで、ソロでの弱さをそれぞれがバランスよくカバーする、みたいな作戦だったのね。いろいろ取り揃えてますよ、みたいな。そりゃ、センターを張れないサダやタローはガマンだけど、あとで「ソロデビュー」が約束されているわけで。
 結局、アベがサプライズで早い時期に中韓との首脳会談を復活させたりすれば、もうそれで、気が弱くてだまされやすい一般大衆は、来年の参院選でも「やっぱり自民が安心よね」なんてことになっちゃうのかな?
 ど、どうしよう!それがイチバン恐ろしいのだ。。。思い過ごしだといいのだけど。
 シカケ人と目される世耕ぶーちゃんは、参議院議員。きっと、必死になってるはずなのだ。