びっくりです。この神経。

米加州、「自動車排ガスで温暖化」と日米6社を提訴

 【ロサンゼルス=古沢由紀子】米カリフォルニア州のロッキャー司法長官は20日、自動車が排出する温室効果ガスが地球温暖化の主因になり、州民に多大な「被害」を与えているとして、日米の大手自動車メーカー6社に損害賠償を求める訴訟を同州の連邦地裁に起こした。

 地球温暖化の法的責任を自動車メーカーに問う初のケースと見られる。

 訴えられたのは、ゼネラル・モーターズ(GM)、フォード・モータークライスラーの米ビッグスリーと、トヨタ、ホンダ、日産自動車の各米国法人。

 訴状のなかで同州は、自動車が排出する二酸化炭素などの温室効果ガスが地球温暖化に与える影響について、メーカーの責任を明確にすべきだと主張。温暖化が州の環境にもたらす被害のほか、州が行う調査や洪水対策にかかる費用などを各社が賠償するよう求めた。請求額は明示されていないが、数億ドル(数百億円)規模になると見られている。これに対して、トヨタ、ホンダは「現時点ではコメントできない」としている。
(読売新聞) - 9月21日13時14分更新

 被害の調査とか洪水対策とか「対症療法」だけじゃなくて、温暖化ガスの排出を抑える抜本的対策を考えるべきだ。より厳しい排気ガス規制とか。それが、世界一の車社会であるアメリカの責任。
 責任を人(会社)に押付けるばかりじゃなく自分も少し我慢(反省)して、「痛み分け」しなくちゃいけないよ、アメリカ人。京都議定書を批准なさいって、いいかげん・・・。