つける薬はもう無い

 また出た、という感じの安倍ソーリーの賞与返上ね。去年の10月から何も学習していなくて(よく言えばブレていない)、相変わらずのズレ具合が国民の前に曝け出されたというわけね。(前にも同じようなことを書いた気がする。→「しっかり」。 - Lonesome-happy-daysとか凡人の発想 - Lonesome-happy-daysとか)ひょっとして、タウンミーティングのやらせ問題が最近話題にならないのは、あのとき自分が給与の一部を返上したことで国民が納得したから、とでも本気で思っているのかしら?まったく〜●●につける薬は無いわね。
 特におかしいな、と思うことは、社会保険庁の一般職員にも賞与の一部返上を促していることだ。それも一部報道では、自主的に賞与を返上しない場合、ねんきん機構への再就職に不利になるという話もある。これって、権力者による脅しだよね〜。なんだかヤクザまがいのおとしまえのつけ方。まあペーペーの職員としては文句は言えないだろうけど、腹の底では不満がくすぶっているに違いない。とにかく、責任を負うべき人は監督者であるべきで、下々の職員にももちろん責任はあるけれど、連帯責任の押し付けや、まるで悪者に罰を与えるがごとき賞与カットはやっぱりどこか引っかかる。少なくとも俺はそんなことを望んでいないし、望んでいるのはもっとほかのことだ。つまりは年金制度をしっかりしてほしい、お上の無駄遣い体質を是正してほしい、ということ。
 自ら痛みを甘んじて受けて罪滅ぼし。安倍くんはそのつもりなのだろう。しかし、そうだとしたらなぜ安倍くん、潔く辞めて「おとしまえ」つけないのだろう?それを避けたままで何をしようと、どこか安っぽい勧善懲悪劇を見せられている印象しか無いのだ。
 参院選は中間試験って?・・・いつまで寝言ヌカすつもりか。
来る参院選の結果こそ、今まで無視され続けてきた国民の真実の声だということを安倍政権に理解させるためにも、与党を惨敗させなければならないと思う。