イッパン・ピーポーの声を聞け!

 2007年の年末のニュースショウは、アブラが主役。

  • 道路特定財源を担う揮発油税のバカ高い暫定税率は、あと10年据え置きだって。いま、ガソリンを購入するとその三分の一が税金で、おまけに揮発油税に消費税がダブルでかかってるなんていう馬鹿げた話。与党はそれでもこのまま手をつけないってさ。日曜朝のテレビ番組で、自民党のツシマとかいうカマキリみたいな野郎が「投機の影響で原油価格が高騰しているだけであって、税率が高くなったわけじゃない」とかなんとか言ってたけど、本体価格が高くなれば税額も高くなっているわけだから、そのぶん率を下げたって問題ないでしょうよ。野党が高速道路の無料化を主張すれば「道路が混雑するからダメ」だってさ。理由になってないじゃん。道路建設費を回収することが目的である通行料は、いつから「混雑緩和手数料」になったわけ?

 道路族の利権確保がミエミエなのに、その場しのぎで説得力も何もない「イイワケ」に終始する与党、自民公明は、一刻も早く政権から退きなさい。

  • ガソリンと灯油の値上がりで悲鳴を上げている地方在住者を無視して、高い石油をタダでアメリカにクレてやるだけの「給油法」成立に一生懸命な与党。「地方の発展に道路整備は不可欠だ」「だから道路特定財源は必要だ」というのなら、地方在住者の重要な「足」である自動車の、燃料費の高騰がどれほど家計を圧迫するか、想像できないはずはないだろう。道路作ってやるんだから我慢して税金払えってか?それとも1時間に1本しかない電車を使え、とでも言うか?

 君達が「給油法は国際貢献だ」と街頭演説でいくら訴えても、この寒さの中、暖房費を削って寒さに震えている一般庶民に、君達の声は届くはずも無いのだ。アメリカの圧力には卑屈なまでに従順なのに、足元の自国民には不遜なまでに無視を決め込む与党、自民公明は、一刻も早く政権から退きなさい。
*だがしかし、ヌカガ君の証人喚問を出席者のみの多数決で強行採決した民主党諸君、アベ君がいた頃の「“暴走機関車”与党」と同じ穴のムジナに成り下がった君達に、失望している者が少なくないことを、心しておくこと。