FuwaFuwa不惑

 アクセスがいつの間にか90,000件を越えていました。ありがとうございます。毎日120前後のアクセス(まあ、吹けば飛ぶよな数字ですけどね)がここ半年はず〜っと安定していて、特に最近はちょくちょくコメントも頂けたりもして、なんだかそれだけでも元気がもらえる気がします。
 さて、hiroc-fontanaは40代半ばに差し掛かりました。私は生まれながらのゲイですし、生来口下手で人見知りなものですから、これまで人間関係ではたくさんの悩みとストレスを抱えて生きてきました。思春期は言わずもがな、社会人になってからでさえ、こと「対人」に関してはいつまでたっても「初心者マーク」が取れずに、あちらこちらぶつかって、いつも「心」のボディーはデコボコに凹んだ状態でした。
 そんな私もいわゆる不惑の年代となり、気付けばいつの間にか、世間的には常識人、またはイイ人(実際は、ねえ?)、で通っちゃったりしていまして、いま見回してみると、回りにほとんど「敵」がいないんです。
 それはそれでとても楽なのだけど、なんだか少し、さみしい。八方美人、になってしまったんですね、結局。だから、敵もいない代わりに、本当の味方というのも、いないのかも。最近、そんな風に思うのです。
 とにかく人間関係で波風立てないようにしているので、いざ普段の自分を振り返ったとき、やっぱり自分を抑えている場面がとても多い気がします。時たま、我ながら本当によく合わせているよな、と感心したりもします(笑)。でもそれがストレスになっているか、というと、必ずしも、そうではない。これが自分でも不思議でして、要はこれが「不惑」の境地なのかもしれません。フワフワした不惑・・・何だかとても安直な結論ですけどね(笑)。たぶん、おのれの身の程が知れたというか、欲が無くなってきた、ということなのかもしれませんね。自分にも相手にもあまり多くを期待しない、つまりガツガツしないから、ストレスにもならない。
 ムリに相手してくれなくてもいいよ。でも、一緒にはいさせてよ。俺は俺で楽しんでるから、気にしないで。
 言葉にすると、そんな感じです。この距離感が、とても心地良いわけです。回りの人からしたら、自分を主張しないからちっとも面白味のない人間に見えるのかもしれないですけどね。
 確かにちょっとさみしいけど、これでもそこそこ幸せ。ストレスがないから。
 あ、そういえばブログのタイトル「Lonesome-happy」の本当の意味はこれだったかも。
 そんなわけで、これからもよろしかったらお寄りください。コメントくださった皆様、そして私の知らない皆様へ。