さくっと時事、2題。

 実は下書きしてたものが全部消えちゃって、ショックなのです。
 でも、ここであきらめてしまうと永遠に書けなくなりそうなので、今回は書こうと思っていたことをダイジェストでまとめます。
1.小室哲哉タイホと天下り官僚の共通項。
 小室哲哉の悲劇は、彼が使い道に困るくらいの分不相応のおカネを持ってしまったことにあるのだと思うのです。そんなカネを狙ってハイエナのように魑魅魍魎達が集まってきて、彼は堕ちてしまったのかもしれません。
 以前はチャリティー・シングルなどを作ったこともある彼なのですから、自分では使いきれないおカネは、素直に慈善活動に寄付すればよかったのです。そして、分相応のおカネだけを自分に残して、好きな音楽を続ける。その方が余程、後世に名を残せたに違いないのに、残念でなりません。
 同様に、この国の天下り官僚たちも、特別会計で分不相応の血税を分捕っても、哀しいかなその使い道がわからないのです。官官接待でゴルフ三昧したあげく、退職金で山分けするしか能がないわけです。使いきれないおカネは素直に国民に返して、自分達は行政府で培った貴重な知識や経験を民間で活かすべく、下野すべきなのです。その方が余程、気高い公僕として尊敬されるはずです。
 問題発言で話題の元自衛隊幕僚長も「生活が苦しいから退職金は頂く」そうです。自分を曲げない姿勢は大したものだと思うのですが、私は彼を尊敬しません。今までアパグループから、どれだけ便宜を図ってもらってきているのか、そのあたりから怪しいですし。
 やはり、分相応に、いかに節度ある生活をしていくか、が大切なような気がするのです。
2.定額給付金の使い道は?
 アソー内閣のあまりの迷走ぶりには目を覆いたくなります。これが選挙対策になると思っているのでしょうか、彼は。でも、今の自公政権の実力はこの程度なのにもかかわらず解散は先送りですし、我々はなす術ありませんから、仕方ありません。
 そこで前向きに考えて、12,000円、どう使いましょ?
 4人家族なら12,000円×4+8,000円×2で64,000円ですから、確かにちょっとした臨時収入ですね。でも独身中年の私が12,000円もらっても、好きなCDを買おうとか思っても4枚くらいしか買えないし、太田裕美さんのBOX(4万円)には全然手が届かない(笑)。下手したら1回の忘年会で消えちゃう金額だったりします。まあ、それでも助かるのは助かるんですが。
 そこで、例えばね。
 12,000円の給付金をもらったら、お世話になった人に何か贈ろう!
 みたいなキャンペーンをやったらいいと思うのですが、いかがでしょう?もちろん、全額かけてもいいし、1,000円でも500円でもいい。感謝の気持ちを形にする。
 もちろん、ほとんど景気対策にはならないでしょうけど、それで日本人みんなが、少しだけ幸せになれる。なんだか、ワクワクしませんか?
 もちろん、こんなキャンペーンを自民党が言い出したら、それこそ選挙対策のイメージ戦略だ、とかいうブーイングの嵐かもしれないけどね・・・。