図体ばかり巨大な自公恐竜、絶滅の危機?
自民党 27 (29)
民主党 50 (46)
その他の政党 16 (16)
◆政府・与党は、国民1人当たり1万2000円の定額給付金の支給を目指しています。定額給付金を評価しますか、しませんか
評価する 22 (21)
評価しない 74 (70)
◆あなたが望ましいと考える政権の形はどれですか
今の自民、公明の連立政権 8
自民、民主が協力する大連立 34
自民党単独の政権 6
民主党を中心とした連立政権 24
民主党単独の政権 9
自民、民主以外の政党が中心の政権 8
注)数字は%、小数点以下を四捨五入。0は0.5%未満、−は回答なし。無回答は省略。カッコ内の数字は前回12月6、7日の調査結果。
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◇調査の方法
24、25日の2日間、コンピューターで無作為に選んだ電話番号を使うRDS法で調査。有権者のいる1591世帯から、1046人の回答を得た。回答率は66%。
定額給付金は、もとを辿れば私たちの税金です。
自分たちのお金なんですから、給付金がいざ支給されれば、受取るに決まってますよね。だから、与党が都合よく解釈しているように、たとえ受け取ったにしても、それで私達がこの政策に賛成したことにはならない、と思うのです。
どの世論調査を見ても、定額給付金に対しては7〜8割の人が反対しているようですが、その世論を無視して与党はこれを強行しようとしているわけです(ここにきて狡猾ジジイNo1のイブキブンメイなんかがひょこひょこ出てきて、関連法案成立前でも支給できる、なんて言い出す始末。。。トホホ。涙)。
いわば、カネを渡して口封じ、というわけなのでしょうね。
「カネさえ渡しとけば、下々の奴らなんざ、すぐ大人しくなっちまうさ。」
しかし、たとえ口封じが成功したとしても、彼らの目論見通りに果たしてアソー政権の支持率は持ち直すでしょうか?自民党・公明党人気は復活するのでしょうか?
私はそうは思いません。定額給付金に反対している人々の多くは、それを雇用対策や福祉に有効に使ってほしい、と思っているのです(私もそのひとりです)。その国民の声に全く耳を貸さずに、税金の有効活用どころか、財源の2兆円以外に事務費として800億円以上の税金を必要とする定額給付金を強制執行しようとしているのが彼ら与党、アソー自公政権なのですから。
自公与党、それは図体ばかり大きい恐竜のようで、一度動き出したら止まらない暴走機関車のようでもあり、税金無駄遣いの元凶であり、国民の意思など全く届かない、もはや国民にとっては「厄介もの」でしかなくなっているのです(おまけに自ら解散もできない)。おそらくそれに気がついていないのは、自民党・公明党議員たちだけなのでしょう。いまだに定額給付金が選挙対策になるなどと本気で考えているなら、全くの見当違いであり、お粗末な考えとしか言いようがありません。
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ただ、世論調査結果でひとつだけ気になるのは「望ましいと考える政権の形」という設問で最も多かった回答が「自民、民主が協力する大連立」であったことです。他の世論調査でも同様の結果が出ることが多いようです。
確かに多くの国民は、何も決まらない「ねじれ国会」にほとほと嫌気がさしているのは間違いないと思います。それが「大連立」という選択肢に流れたというのが、一般的な見方になるのでしょう。
ただ、私が思うに、この選択肢は「自民、民主が「協力する」大連立」というビミョーな表現であることで、これは必ずしもいわゆる「自民・民主の合併」というような大連立ではなく、むしろ「政界再編」のような意味合いで選択している人も多いのではないかな、と思うのですが、どうでしょうか?
そのように考えると、そもそも「政界再編」という選択肢が無く、多少誘導尋問的なニオイさえしてくるのです。そしてこれに、あのコイズミが食いついたらしく、一院制を次の衆議院選挙の公約にする、などとと言い出していて、何だかと〜ってもイヤな感じがするのです。
一院制にして定数削減。ねじれ解消の大連立。聞こえはいいですが、それは誰も抵抗しない・できない「強行採決国会」にしかならないように思うのです。とにかく、コイズミ純一郎にだけはもう騙されてはいけません!