メモランダム

 外国語映画賞受賞、すばらしいですね。「おくりびと」残念ながら私はまだ観ていないのですが、ハリウッド映画が低調な中、逆に競争率が厳しいかもしれない外国語映画賞の受賞というのは、素直に喜んで良い話でしょう。
 考えてみると、先のノーベル賞とか、スポーツではメジャーリーグ選手をはじめとして、遼くんとか、エアー・ケイとか、結構世界を舞台に活躍できる日本人がゴロゴロいる時代なんですよね、いまは。
 日本人が胸を張ってもいいような時代なのに、国内は不景気で何だかショボいハナシばかりで・・・。
 何だか、日本という国が鬱状態になっている気がしてきます。私たち日本人はもっと元気になるために前向きに思考を転換していく必要があるのではないか、と思います。マスコミに踊らされてばかりではなく。
 こんな現状を招いた政治(自公)の責任は大きいですけどね。

  • ヘベレケ会見

 このハナシは、もういいですよね、いいかげんうんざりです。ただ私が気になったのは、当初いろいろなメディアで「ヘベレケ会見」のニュースが流れるなか、SK新聞のネットニュースの情報配信がと〜ても、遅かったこと。中川氏といえば保守派では重要な論客でしたから、そちら系の新聞としては当初このニュースを流すにあたり、ずいぶんと内部で議論があったのかもしれないナ、なんて憶測してしまいました。
 それにしても、たとえ酔っ払ったアノ方の酒癖がいくら悪かったとしても、諌めたり止めたりせずに会見に臨ませてしまった同行財務省官僚たちの罪は重い(ワルだな〜)と思いますし、何か意図的なものを感じずにはおれません。

  • コイズミ

 ロシアでも吼えたコイズミでしたが、FNN世論調査の結果を見ると、国民は意外に冷静にことの成り行きを眺めていたようです。(植草一秀氏のブログの記事でもこの世論調査の結果について取り上げられています。)
 小泉元首相の麻生首相批判発言について
  →「評価する」36・4% 「評価しない」56・3%
 小泉元首相が推進した構造改革について
  →「評価する」44・2% 「評価しない」53・6%
という結果からもわかるとおり、国民の半数以上にとってコイズミは既に「お呼びでない」人物であるようです。マスコミがいくら祭り上げても、偽装カイカクの痛みを肌で感じている国民にはもう昔と同じ「騙し」は通用しないということなのでしょう。
 ただ、アソー政権が追い詰められて解散したりしたら、政権交代のドタバタのうちにいつの間にか「かんぽの宿疑獄」収束、というコイズミに都合の良いシナリオが待っているような気もするので、私としてはちょっとフクザツな気持ちです。保坂展人さんとか、国民新党の皆さんに是非頑張ってもらいたいものです。

  • アソー訪米

 う〜ん、わかりません。最初にホワイトハウスに招かれる海外要人がアソー太郎とは。もうすぐいなくなる人物なのに。たぶん、オバマ政権のパフォーマンスのために使われているだけなんでしょうけど。
 「アソーみたいなヤツでも賓客として最初に呼んでやったんだ、恩に感じとけよ、ニッポン人どもよ!」
 みたいな感じ?(大部分の庶民にとっては、日本がアメリカに重視されてるかどうかなんて、ほとんど関係のない話なんですけどね。アカデミー受賞の方がよっぽど嬉しいハナシ、ですよね。)
 ただ、一部で噂されているみたいに、アメリカがこの難局を乗り越えるウルトラCとして、ドル切り下げとかデフォルト宣言して新通貨移行とか、わけのわからない行動に出たりすると、日本は完全に地獄に道連れとなるでしょうから、その辺をちらつかされて、まずはドルを支えてちょうだいね、みたいに背中をドン!と押されてトボトボと帰国するのが関の山なんだろうと思うのですけど。アソータロー氏。なんだか最近、哀れな感じに見えてきました。