いつまで続く?結婚問題

私、ゲイなんです。だから結婚できないんです。
ホントは「声を大にして」それを言いたいのだけど・・・
ここにきてまた、回りがうるさくなってきたのね。いい人がいるから紹介するとか、一緒に合コンしましょうよ(←いまどきね・・・)とか。ハア〜(ため息)。
親戚のオバは、顔を合わすたび「早くイイ話、聞かせてよね。アタシたちも老い先短いんだから。」なんて言うし。
上司にしても、たとえば仕事で褒めてくれても「〜あとは、いい嫁さん見つけるだけ、だな。」とか平気で捨てゼリフを吐くし。
例えばね、子供がなかなか出来ない夫婦に「お子さん、まだですか?」と訊くのは、ご本人たちを傷つけるからタブーだ、というのは半ば常識のようになっているよね。身体に障害のある人と話すときに言葉に気を使うのも、良し悪しは別にして、当り前のことだと思う。
なのに、独身者に対してはみんな、何でこれほど無神経な言葉が吐けるのだろう。結婚したくてもできない、人には話せない特別な理由がある人だって、いるのに。。。
過疎地の若者とか、男職場・女職場に勤めているとかで、出会いが無くて結婚に縁遠い人も確かに多いから、彼ら年配者は"優しさ"から独身者に安易に声をかけ、合いそうな相手がいればすぐさま「紹介しよう」などと考えてしまうのだろう。
でも、結婚できない、結婚しない理由は様々あって、中には「結婚しなさい」という言葉に傷つく人がいることを、彼らは想像しようとしないのだ。
しまいには、「そういう勝手なヤツが多いから子供が少なくなって、国は滅びるんだ!」なんて言う輩もいて。
そもそも俺は「日本のため」だけに生きてるわけじゃないのよ。それに、「お国のために」結婚して子供をじゃんじゃんつくろうなんて、今の日本の夫婦でそんなことを考えている人がどれだけいるのかしら。だいいちこの国は、独身者ほどごっそり税金を取られるわけだから、俺はそれだけでも十分、国に貢献しているでしょうが!って(笑)。
最近そんなことが多くて、とても「腹が立つ」のよ!
それが人の好意・厚意からくることだ、というのがわかっているからこそ、余計に、ね・・・。
もう、ほっといて!