メモランダム

  • インフルエンザ狂騒

 私はちょっとばかり、疑い深いのがすぎるのか、はたまたSF映画の見すぎなのか、どうも昨今のインフルエンザ騒ぎが腑に落ちないのです。何だかウラがありそうで。どこかで誰かが、金儲けのためにこのウィルスを撒いたのじゃないかって。
 数年前から流行の噂が流されて、実際に今年、きっちり流行ったこととか。
 流行ったけれど、実際には噂ほど強毒性はなくて、それでもマスクやら消毒用アルコールやタミフルやワクチンは充分過ぎるくらいに消費されていることとか。
 それで、私なりにいろいろ調べてみたら、こんなブログを見つけました。
ブタインフルで感染数とか死者数とか恐怖感ばかり煽るマスゴミだが、厚労省発表の重要調査情報は隠蔽。足立信也厚労相政務官が怒り表明: 憂き世の日々に埋もれて、たまには温泉へ
 日本ではワクチン製造は「非営利」だそうですから除外するとしても、マスクやらタミフルの輸入やらで儲ける大企業がたくさんあります。インフルエンザに対する詳しい情報を国民に知らせるよりも、今もまま不安と恐怖を煽っていた方が得をする人が、きっとマスコミ周辺に多いのでしょう。
 またあるサイトにはこんなことも。
ラムズフェルド米国防長官のタミフル利権疑惑 青山貞一
 シロート目に見ても、タミフル関係者は笑いが止まらないはず。やっぱり震源地はあのお国?と考えてしまうのはロスチャイルド関連の本を読みすぎたせいでしょうか・・・。

  • 国を動かす難しさ

 たとえば普天間移設問題。地元民も県外移設賛成派が多数とはいえ、米軍を相手に商売をしてきた地元商店・飲食店の人々は必ずしも移設を求めていない、とかいう新聞記事が出ていました(「3K新聞」ですけどね。笑)。いざ国民のための政治を掲げてしまうと、八ツ場ダムしかり、普天間しかりで、あっちを立てればこっちが立たず・・・となってしまうわけで、民主党、頑張っているわりには成果を挙げられずに、見ていてもどかしいですね。
 行政刷新会議による事業仕分け、あれはその映像が臨場感たっぷりにテレビなどでもバンバン流されて「あ〜やっぱり政治は変わったのかも」と思わせるインパクトがありましたけど、その反面、パフォーマンスの臭いがプンプンしてくるのも確かですし、だいいち、本当にこれって成果が挙がるのでしょうかね。強制力はない、っていうし・・。ちょっとギモンではあります。結局は「財政再建」が大命題である財務省の“後ろ盾”としての機能にしかならないのじゃないかしら...みたいに思えるのです。
 そんな、最近の与党・民主党に対して感じる違和感...それを代弁してくれるようなコラムがありましたので転載しておきます。

 発信箱:ご都合主義=与良正男(論説室)
 ご都合主義が目立ってきたなあと言わずにはいられない。もちろん鳩山政権の話。例えば天下り問題だ。日本郵政社長に斎藤次郎元大蔵事務次官を選んだのに続き、人事院の人事官には総裁就任を念頭に江利川毅前厚生労働事務次官を起用するという。
 斎藤氏の時は「退官後14年も経過しているから」としきりと強調していたはずだが、江利川氏の場合はつい最近まで厚労次官。すると今度は「公務員制度改革を抜本的にやるためには事情を熟知した人が望ましい」のだという。
 マニフェストに掲げたのは「天下りあっせんの禁止」であり、省庁があっせんせず、政治家が選んだ人事は構わないという理屈のようだ。何だ、そんな話だったのかと驚いた人は多いだろう。
 あるいは内閣官房報償費(官房機密費)。民主党はかつて機密費の支払い記録書作成を義務づけ、10〜25年後に公表させる法案を国会に提出していたが、一転、使途も金額も「公表せず」となった。鳩山由紀夫首相によれば、平野博文官房長官は「信頼できる人」だから、一切任せるのだそうだ。
 政権につけば、野党時代の主張と矛盾が生じることも当然ある。そのくらいの寛容さを多くの人は持っていると思う。でも、方針を変える時には「変えました」ときちんと説明するなり、謝るなりしないと国民は納得しない。むしろ、へ理屈をつけてごまかそうとするほど不信感が募る時代だ。内閣支持率はなお高いが、こうした話から政権への信頼が離れ始めることを忘れてはいけない
 「自民党に言われる筋合いはない」かもしれないが、国民にはもの申す権利が十分あるのだから。
毎日新聞 2009年11月12日 0時10分

 ホント、国を動かすのって、政治って、難しいのですね。