メモランダム

 師走を前に、超いそがしモードに突入してしまいまして、久しぶりの更新です。
 でもここ10日以上の間は、このブログを開くといつもトップにセイコたんのお美しいお顔が登場していましたから、このブログを訪れて下さるセイコファンの皆様には、ナニゲにサービス出来ちゃってたのかも、なんてことも思ってます。
 さて、私が忙しい日々を送っている間に、政治もずいぶん動いてますね。
 私たちが選んだ政権のはずなのに、マスコミ報道を傍観している限りでは、もはや鳩山民主党はすっかり悪者扱いです。まるで、この不景気の原因がすべて政権交代にあるかのごとく、電車の中吊り広告などでも「鳩山大不況」といったような言葉が我々の不安を煽るようにあちこちに踊っています。自公政権の後始末でしかないはずなんですけどね。
 確かに現政権は、何につけ対応が鈍い印象がありますし、閣内は混乱しているように見えます。でも、だからといって、一部報道やネットで語られるように、この段階で鳩山政権に不合格の烙印を押すのは、あまりに時期尚早のように私には思えるのです。もちろん私は、生き残るために一刻を争うような厳しい環境におかれていないがゆえ、呑気なことを言っていられるのかもしれませんし、そのようなお叱りは甘んじて受けるつもりです。
 私には、今回の混乱は、戦後50年続いた、いわゆる「55年体制」の中で溜まった汚いウミを出すための「生みの苦しみ」(ちょっとダジャレに聞こえますけどネ・・・)に思えてならないのです。だから、しばらくはそれも仕方のないことなのではないかと。なんたって、50年ですよ。それを1〜2ヶ月で魔法のようにすべて解決!なんて出来るわけないじゃないですか。そして、この苦しみを避けて従来通りの安易な妥協を重ねていってしまえば、元の木阿弥です。それでは政権交代した意味がなくなります。
 この、生みの苦しみのストレスをあたかも代弁するかのように、現政権をバッシングしているマスコミ。でも、ようやく成し遂げた政権交代を無きものにして、その次に何があると言うのでしょう?自民党政権?とんでもない!
 そこには、ある構図が見えてきます。
 つまり、マスコミの裏に潜んでいるのは「変わりたくない」「触られたくない」勢力です。55年体制のぬるま湯のなかで、甘い汁を吸ってきた連中。手前勝手な大勢の天下り官僚や、政府と癒着して税金を掠め取ってきた企業はもちろん、中には先端科学技術の名の下に象牙の塔の中で湯水のごとく研究開発費を浪費してきた科学者もいるかもしれません。
 彼らは、国が新しい体制になってしまっては困る人たち。だから、次の更なる新しい政権を期待するわけでもなく、ただ、政権交代を成し遂げた現政権をバッシングしたいだけなのでしょう。
 忙しく過ごす毎日、日々のニュースを傍観する中で、そんな現実が見えてきたような気がします。これじゃあ、みんな騙されますよね・・・。
 参考になったのは、きっこさんのこの記事でした。そしてこちらも。
 きょうは、久々の更新なんですが、やっぱり時間が無くて書きなぐってしまいました。読みにくかったらゴメンナサイ。あ、いつものことか(笑)