ヒゲの効用

hiroc-fontana2009-12-04

 hiroc-fontana、5年くらい前からヒゲを生やしてます。今日はヒゲのハナシ。
 ヒゲと言っても、明治時代風の口ヒゲから、ライオンのように口の周りからモミアゲまでつなげた「ラウンドひげ」(←これ、ゲイ用語かしら)や、ヤング(笑)を中心に流行ってる顎ヒゲ、それからカトちゃんのチョビヒゲまで、色々ある。俺の場合は口ひげと顎ヒゲをセパレートにして生やしたタイプで、一番オーソドックスで誰でも似合う、と言われる形なんだけど、いやいや、コレが似合うのはジョニー・デップと俺だけよ!みたいなね(笑)。
 友達からは「職場では大丈夫なの?」と心配されるけど、たしかに5年前の正月休み明けにヒゲを生やして初出勤した時はちょっと引かれたけど、結局はいつの間にか“公然の事実”になっちゃったから、大丈夫だったんでしょうね(笑)。今思えば、我ながらなんとイイカゲンかつ大胆な行動をとっていたことか、ヒヤヒヤもの(笑)
 でも、ヒゲの効用は計り知れないほどあってね。俺の場合、ヒゲ生やして良かったと思ってる。
 まず、初対面のインパクトがあるから、他人から覚えてもらえ易くなること。俺は本名がすご〜く平凡だし、顔や性格も決してハデじゃないから、どっちかと言うと印象の薄いタイプだと思うのね。それが、ヒゲがあることで初対面の人にも「あのヒゲの人。」みたいに覚え易くなるみたい。これは仕事上でもメリットにこそなれ、デメリットになったことはないのね。ただし、ヒゲの手入れは細心の注意を払って、決して不潔なカンジにしないこと。これ、肝心ね。
 それと、これはちょっと自慢も入っちゃうけど(笑)、ヒゲを生やしてから断然、モテるようになったのね。多分、ヒゲを生やした、という行為によって自分自身に根拠の無い自信が生まれて、性格が前向きになった、みたいなことも影響しているのかもしれないけど。でも、俺はこうも思うのだ。
 ヒゲって、男なら放っておけば自然に生えてくるでしょ?量の多少はあるにしても。それは、ライオンのタテガミや鶏のトサカと同じで「オスである!」という主張だと思うのよね。つまり、男の造形としてヒゲが生えているのは当り前で、むしろヒゲ面の男は、それこそオスとして天から与えられた最も“美しい姿”だと言えるんじゃないか、とね。適度な筋肉を纏った男性的な肉体美と同じように。
 実際に、テレビを観ていてもヒゲを生やすことで顔にメリハリがついたり、本来のワイルドさが前面に出て「ステキ!」と思えちゃうような男性、少なくないじゃない?浅野忠信(写真)なんか、その典型だと思うのだけど、いかがかしら?(あ〜ごめんなさい、トップの写真がhiroc-fontanaのポートレイトだと勘違いさせちゃったかしら・・・なんてわけないわよね 笑)
 世のオトコはいつから毎日、ヒゲを剃るようになったのか。喜んで髭剃りにいそしんでいる男性は、決して多くは無いと思う。面倒かつ肌に負担をかけるばかりの、毎日のこの習慣。ひょっとしてカミソリ会社の陰謀か?なんて思ってちょっとネット検索してみたら、紀元前、争いの際にヒゲを引っ張られて不利にならないように戦(いくさ)の前にヒゲを剃っていったのが起源だとか。
 だったら、平和な現代社会でヒゲを剃る意味なんて、全くないはず。実際、俺はヒゲを生やしてからカミソリ負けが無くなって肌もスベスベになった、なんて思いがけない効用もあったし。様々なヘアースタイルで自分の魅力をアピールするように、ヒゲも自己表現の手段として十分活用して行きましょうよ、世のオトコのみなさま。(ただし、ヒトに不快感を与えない程度にね。これ、ホントに大切ですよ。)
 でもこの考えって、単に俺が「ヒゲ専」だから? ←結局、これが真相かもね。フフフ・・・。