6年目突入〜“甘口”ブログ宣言(笑)します

 このブログを開設してこの1月で6年目に入りました。満5年でエントリーした日記は約430回ですから、月換算でいうと7回くらい。平均4〜5日に1回のエントリーとなりますね。ものぐさな私がよくぞこんなペースで書き続けているものだ、と我ながら感心してしまいます。その原動力は、ブログという手段によって自分の拙い意見や感想を発信できる喜びがあるのはもちろんのことですが、何よりやっぱり皆さんがそれを読んでくださって、時折貴重なコメントをくださったりするのが一番の励みになっているのですね。あらためて感謝申し上げます。
 さて、私はこのブログで主に好きな音楽や歌手についての話題を中心に、あれこれ好き勝手に書かせていただいているわけですが、日記に取り上げるテーマは原則として「自分が気に入ったもの(人)・好きなもの(人)」に限定しています。(こんなことを書いてしまうと、由紀さおりさんからアムロちゃんまで、アンタずいぶん“ストライクゾーン”が広いのね、なんて皮肉を言われそうですけどね。。。)
 まあ、2年目頃からは慣れない政治の話題なども取り上げたりしていまして、そこでは当然「気に入らないこと(または気に入らない政治家)」なんかが話題の中心になったりしますけれどもね(笑)。
 でも通常は大体、その曲やアーティストについて、何か感銘を受けたからこそ日記に書くのであり、その逆の目的で取り上げることは、私の場合、まずありません。
 私がチェックするサイトの中にも、時折、特定の音楽やアーティストをコキ下ろす記事を見かけたりしますが、あれは読んでいてあまり気持ちの良いものではありませんよね。だって、たとえば自分の行動を振り返っても、ヤフーやグーグルで何かを検索する場合、大抵は“何かが気になって”検索するのであって、“気に入らないから”検索することなんて滅多にありませんよね。そして、ヒットしたサイトやブログの中に自分と同じシュミ・見解の人がいたりすると嬉しいし、より別な切り口で検討を加えている人がいれば、それをとても興味深く読んだりする。
 一方で、同じように、そのような誰かが何かのキイワードで私のブログに辿り着いた場合に、気になった対象物について万が一、私がコキ下ろす記事を書いていたとしたら、きっとその人はとても不愉快な気持ちになるだろうし、怒りさえ覚えるのではないか、と想像するのです。誰だって、自分が気に入ったものをけなされたら、まるで自分自身を否定されているみたいで、気分が悪いですものね。特に、顔の見えないネットの中の世界ですから、時としてそれがきっかけで誹謗中傷の応酬になって“炎上”したりもするわけですね。そんな時間は勿体ないと思います。
 ですから、私にも勿論好きではない(というか、キライな)音楽やアーティストはいっぱいいますけど(笑)、それをわざわざコキ下ろすような日記は書く気がしないのです。せっかく読みに来てくれる人が不快になるような記事を書いても、それって、自己満足(自分は違いがわかってエライ、みたいな)か、ただのストレス発散(一種の愉快犯)にしかならないような気がしますものね。
 実は、前にドリカムがらみの日記でユーミソさん(あえて偽名です)のことを書いたとき、こちらはユーミソファンのひとりとして書いたつもりなのに、ある熱烈なユーミソファンの方からえらい剣幕で糾弾するコメントが入ったりしたことがありました。もちろん私もプロの評論家ではなくシュミで日記を書いているだけのシロートですから、言葉が足りなかったり、オフザケ半分で軽口をたたいてしまうこともあります。はい、よくあります(笑)。でも、あくまでも私のスタンスは上述のとおり、「自分が気に入ったもの(人)・好きなもの(人)について日記を書く」ですので、最初から悪意を持って特定のヒト・モノを攻撃するような記事を書くつもりはありません
 新年にあたり改めてその旨、宣言させて頂きます。辛口批評ならぬ、“甘口”ブログ、宣言です(笑)。
 なんて言いながら、次回の日記は今日見つけた、とある“どうしても気にくわない新聞記事”をネタにしようと思っていますけどね(笑)。