目覚ましストレス

 俺、職場が遠い関係で、毎朝とても早く起きないといけないのです。
 今のような真冬は、外が真っ暗だったりする。
 夏場は外が明るくなっているから、カラダも自然に起きる準備をしているのでまだいいのだけど、冬場は真っ暗な中、目覚ましのアラームでそれこそ“叩き起こされる”感じがあるのね。
 やっぱり毎朝、無機質な電子音で起こされる、というのはとてもストレスなんじゃないかな?と思う。独り暮らしだから仕方のないことなのだけど、もうこれを20年以上も続けてきて、この“目覚ましのアラーム音で起きるストレス”で、今までどれほど命を縮めてきたんだろう?なんて考えちゃう(笑)。
 俺は携帯電話のアラームを目覚まし代わりにしていて、今はアラーム音といっても、メロディにも切り替えられるから(俺の場合は「ソナチネ第1番・第四楽章」)、ピピピ・・・とかいう文字通りのアラームよりはいくらか耳障りは良いのだけど、これにしたって、真っ暗闇の中、突然音が鳴り出して、ビクッとして起きる、あの不快感&ストレスの軽減にはあまり役立っていない気がするのね。やっぱり冷たい電子音に変わりないから。
 これが、愛する人の優しい声で起こされるのだったら、いくら外は真っ暗でも、もっといイイ気持ちで起きられるんじゃないかしら、なんて思う。「朝だよ。ご飯できてるよ。」なんてね。ウフフ。
 そう考えると、有名人の声で起こしてくれる目覚ましなんて、今までは「バカみたい。」と思っていたのだけど、あれもあれで意味があるのかもね。独り寝が長くなりすぎた人間にとっては、もしかしたら長生きしていくための必須アイテム?
 俺としては、ケ○コバの魅力的な低音で起こしてくれる目覚ましがあったらいいな(笑)