記憶の底にうずもれた名曲(?)たち〜前置き編

 このブログは一応、音楽、それも歌謡曲の話題を中心に40代のゲイが好き勝手に書いている、というコンセプトではあるのだけど、一言に音楽ネタとは言っても、その切り口としては、お気に入りのアルバムの紹介だったり、好きなアーティストのハナシだったり、その時々で気になったテーマに添ってたくさんの曲を話題にしたり、色々なんですね。
 たとえば前々回取り上げた竹内まりやさんにしても、過去に取り上げたエントリーでは、ある回はアルバム評だったり、1曲だけを取り上げた回もあったり、ひとつのテーマの中でアーティストとしての彼女をピックアップしていたりするわけです。
 さて、そうした中で、実は“お気に入りのこの1曲”みたいなテーマで書くのが、イチバン難しいんですね。なぜかというと、俺のこだわりとしては、誰でも知っている様な有名な曲のことを書いてもつまらないな、というところがあって、1曲だけを取り上げるならなるべく“記憶の底にうずもれた名曲”みたいなものにしたいな、といつも思っているんです。だからね、どうしても話題としては地味な方向に行っちゃうから、書くうちにいつの間にか勝手に軌道修正しちゃって、それを歌った歌手のルックスのハナシだとか、当時のライバル歌手のことだとか、結果的には余計な方向にハナシが曲がってしまって「あら、大好きな曲のことを書こうとしたのに全然テーマが違ってしまったわ・・・」みたいなことがよくあるのです(笑)。
 そんな風にしていままで、渡辺真知子別れてそして」から始まって石川ひとみハート通信」とか、淳子の「LADY」や「Misty」、麻丘めぐみの「夏八景」、桑江知子ブルーブルーアイランド」とか、神田広美ドンファン」、天地真理夕陽のスケッチ」、80年代では岩崎良美どきどき旅行」「四季」、長山陽子「肩幅の未来」、そして石川優子クリスタルモーニング」などなど・・・アイドルとしてはちょっとサエなかったあの娘たちが放った、大ヒットには程遠い名曲たちだとか、かつてのA級アイドルが崖っぷちで出したけどやっぱり売れなかったあの名曲とか、俺としては名曲発掘!みたいな意気込みで数々取り上げては来ましたけれども。いやはや、今読み返すとこれらのエントリーでの話題の迷走・脱線ぷりはすごいもんです(笑)。
 そんなわけで今回、今までは1回の日記にするにはちょっと話題的にツラくて(笑)どうしても取り上げられなかった、記憶の底にうずもれた数々の名曲(?)たちを一挙に紹介してみようかな?なんて考えていたのだけど。すみません。前置きだけで1回ぶんのエントリーになっちゃいました(汗)・・・。
 本編は明日ということで。あらまあ。