年齢確認してくださいっ。

 この季節、仕事帰りにコンビニの明かりが見えると、ついフラッと立ち寄って缶ビールとか缶チューハイとかおつまみとか、買ってしまうのよね。そして、ブクブクと太る(笑)。ダメな私。
 ところで最近のコンビニのレジは、スゴイのね。酒類を買って店員がバーコードリーダーで“ピッ”とやると「年齢確認が必要な商品です」と、レジが喋るのだ。
 そのたびにすごいなー、なんて感心して。
 でも、いつもそのレジの声を聞くたび、何だか心のどこかで「ん???」と違和感を抱く俺がいるのだ。
(何なのだろう、この違和感は。。。)
 毎回それを感じながらも、ウチに帰って買ってきた酒で晩酌するたび、そんなことすぐに忘れちゃってたのね(笑)。
 で、この間、酔っ払ってやっぱり条件反射のようにコンビニに入って「飲み直そ♥」と缶チューハイを買ってレジに持っていって「ピッ」とやって、レジが喋ったとき、はっと気がついたのね。俺の抱いていた違和感の正体!
 
 それはね、店員が、あまりに「無反応」ということ。
 
 つまり、「年齢確認が必要!」とレジが律儀に注意を促しているのに、どの店員も平然と何も無かったように缶チューハイを袋に入れている。そこが違和感の原因だったのだ。
 ということは俺、カタチだけでもいいから「年齢確認してほしい」と無意識に思っていたのかしらね!
 見た目だけで酒飲みな“オヤジ”と判断されることにどこか抵抗があったのよね、きっと。47才にもなって。。。。。あつかましいよね。