メモランダム

 今日はかる〜い話題で行きます。

 何本か前のエントリーで取り上げた由紀さんがその後マスコミで続々と取り上げらて、スゴイことになってますね。そのお陰で(笑)このショボいブログもここ数週間、アクセスが急増しています。マスコミの力って凄い。。。そして、運悪くこのブログにたどり着いてしまったみなさまへ。
 ご愁傷さまっ!!
 まあそれは置いといて(笑)、話題のカバー・アルバム『1969』1969には、ラストに新曲が収録されているのですね。その「季節の足音」という曲がまた、心温まるとっても良い曲で、いま、私のお気に入りなのです。で、誰が書いたのだろう、と思ってクレジットを見てみたら作詞には「秋元康」の名前が。ヤラレました。エーケービーに飽き足らず、こんなところにまで首を突っ込んでいたのですね、このオトコ。
 そういえばこのオトコ、美空ひばりさんの遺作となった「川の流れのように」にも絡んでいましたっけ。この、話題になりそうなものを敏感に嗅ぎ別けて近づいてくる嗅覚に、脱帽、です。
 でも俺、実はあのオトコ、ちょっとタイプなんです(赤面)。

  • 子役の世代交代

 マルモリコンビ、芦田マナちゃんと鈴木フクくんが大人気ですね。子役っていうとどうしても、時として“こまっしゃくれた感じ”が出易くて、結局は見る側に「可愛さ」を感じさせるか「いやらしさ」を感じさせるか、の微妙な綱引きの中で生きていかなくてはいけない、とても難しい存在だと思うのです。おまけに「子役」であるがゆえに、その「旬」がとても短いというハンディもある。
 ところがこの二人に関しては、それはそれは見事に可愛らしさだけを全面に出して、子役たる存在としての「危なっかしさ」を上手に克服している気がするのです。新しいタイプのスーパー子役。特に鈴木フクくんは私も個人的にイチオシでして、青年に成長したら別の意味でもっとカワイくなるのではないかと・・・エヘン、ちょっとこれはオカマの妄想が過ぎました。。。ごめんなさい、ここまでにしときます。
 さてその一方、「ポニョ」で昨年あたりまでは世間の注目の的だった大橋ノゾミちゃんは芸能活動休止を宣言しました。「コドモ店長」で一世を風靡した加藤セーシロー君もここに来て精彩を欠く印象で、子役のトップも世代交代?・・・という感じがします。これがゲイノー界の厳しさよ、と言い放って終わらせるには、私としては何とも子供たちに冷たすぎる気がしてならないのです。話題になればこぞって持て囃すくせに、飽きたら見向きもしなくなる。マスコミが悪いのかもしれませんが、それに迎合する私たちも悪いのです。活動休止で久々にマスコミに登場した、のぞみちゃんの硬い笑顔を見て、何だか胸が痛みました。

 発達障害のいま (講談社現代新書)いま読んでいる本。とても面白いです。
 いわゆる「発達障害」は、IQが高い人の中にも少なからずいて、あのアインシュタインもその傾向があった、などという話がされるようになったのは最近のことです。そう、昔からそういった人々が社会の中はフツーにいて、そういった人々が例えば学校で「あいつ変わってるよな」などと後ろ指さされ、本人には理由がわからないままイジメられたりしてきたわけです。そして親から子には「遺伝」のみならず「育て」の段階を経て、障害は連綿と受け継がれて来ているのです。
 この本を読むと、自分もここに書かれている「発達凸凹」かもしれないと思えてきたりします。そう、発達障害はとても身近な話なのです。
 アメリカ等では、発達凸凹者向けの教育(不得意な部分は無理をさせず優れた部分だけを伸ばす教育)プログラムがあり、彼らの天賦の才能を社会に活かす仕組みが出来ているとのことで、日本はその部分で遅れており、それは社会的損失かもしれません。(かのジョブズ氏も発達凸凹だった?との噂もあるくらいですから。)
 誰もがその価値を認められて生きられる社会・個性を活かせる社会こそが理想で、発達障害への正しい理解がそれに一役買うことになれば良いと思うのですが。