「さよなら原発」

 さよなら原発。16日の海の日、10万人デモ(最終発表は17万人デモ)に参加してきました。代々木公園で集会が行われていることを午前のニュースで知って、居ても立ってもいられなくなって、遅ればせながら午後からのデモ行進に参加。
 会場の代々木公園に着くと、老若男女、様々な人が集まっていて、ものすごい熱気。猛暑の中、思い思いのプラカードやら横断幕を手に、同じ思いの人がこれだけ集まっている、それだけで何だか胸が熱くなってしまった私です。
 原発再稼働は政府の既定路線でしょうから、このデモが果たしてどれだけの効果があるかと言えば、たしかに疑わしいと思います。ただ、再稼働に疑問を持つ人間同士がこれだけ集まったこと、そして沿道で手を振る人々を含め、お互いに同じ思いを共有し、それを行動で示すことができた意味は、小さくないように思います。

 電力会社が言うように、原発が停止することで電気料金が上がるとしても、かえって節電が定着するだけのことだと私は思っています。昨年の電力危機で、今まで無駄に電気を使い過ぎていたことに気がついた私達は、節電が最早ライフスタイル化する中、国内の原発が全て停止しても大した影響がないだろうことも薄々わかっているのです。
 そして福島の例を見るまでもなく、原発関係者の雇用が稼働停止によって一時的に失われるにしても、万が一事故が起こったあとの損失のほうが比べ物にならないくらい大きいことも知っています。
 原発が止まれば日本経済への影響がどうのこうの、発電コストがどうのこうのともっともらしく言う御用学者や御用マスコミの脅迫的な発言(一方で彼らは決して使用済核燃料の有効な処分方法を示してはくれません)に惑わされることなく、自分がいま抱いている違和感、それを信じ続けていきたいと、思いを新たにした私です。
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