朝ドラに、なぜかハマる。

 NHK朝ドラ「梅ちゃん先生」。私、観ちゃってます、ついつい…。朝の連続ドラマをこんなに続けて観てるの、何年ぶりかしら。でも投稿サイトではこの番組、すごく評判悪いのよね。主演の堀北真希がシロートみたいな演技だ、とか、ストーリーがご都合主義で支離滅裂だ、とかね。
 確かに観ていてそれらの批判が出るのはよくわかる。堀北真希ちゃんは、あの「三丁目の夕日」の名演技は一体なんだったの!?と思わず叫びたくなるようなぎこちない演技で。ほんと、ヘタクソでビックリよ(まあカワイイから許しちゃうけどね)。一方、肝心のストーリーも、戦後の混乱の中で地域医療に力を注いだ女医の半生記、という大上段に構えたテーマにしては、あまりにリアリティが無く肩すかしの連続で、ホント、軽〜い感じで進んでいくの。
 例えば、不器用な主人公が超難関の医大に合格するまでの努力や苦労の描写がほとんど無いまま、いとも簡単に合格してしまったりするのよね。ラッキー‼(笑)みたいなノリで、とにかくまずは「医者になる」というストーリーありき、な感じであって、終始そんな軽〜いご都合主義が横行するドラマなのよね。
 ただそんな調子であっても、なぜか視聴率だけは高い、という不思議。
 文句言いながらリピーターになっている俺だけど、正直言ってそんなに酷評するほどでもないのかな〜なんて思っているのね。まあ面白いから、観てるわけで。そんなに文句あるなら見なきゃいい、と思うわけ。
 でもね。それほど高視聴率になっている理由は、ハッキリ言って俺も「よくわからない。。」(笑)。まあ、理由をこじつければこんな感じなのかしら、なんて思うの。
● 堀北真希ファンが、彼女を観たい一心で何となく観ちゃう。 (これがイチバンの理由ね、きっと。)
● ご都合主義とはいえ、毎回毎回色んなハプニングやエピソードがあるので、それに釣られて、何となく次の回も観ちゃう。
● 売り出し中のイケメン、美女が次々出て来るから、それに釣られて何となく観ちゃう。
みたいなね。ホント若手出演者は揃いも揃って、キレイ(笑)。画像はNHKのサイトからお借りしました。

 でもね、もうひとつ重要な要素としては、すこぶる平和で、誰も悪い人が出てこない、今はもう現実には存在しない理想の家族像に一種の憧憬を持って観ている人も多いのかな、なんてことも思うのよね。
 一日の始まりである朝の時間帯に厳しい現実なんて誰も観たく無いものね。だから、とことん非現実の、いわばマンガ「サザエさん」の実写版のようなものとして観ている人が多いのかもな、とね。
 だから俺、このドラマを一生懸命批判している人って「何だか心に余裕ない人なのかもな〜」なんて思えちゃう。もっと“フィクション”を楽しめばいいのに、って。。。
 
 あ、そうそう俺の場合、実はもう一つ理由があるの。
 ガンコなお父さん役の高橋克実さん。実はお茶目なのに無理して演じてる感が何とも微笑ましくてね。そんな、オッサンの色気たっぷりな(笑)彼を見たくて俺、ついつい観ちゃってるのかも。。。
ごめんなさいね。変なまとめで(笑)。