ベストテン・クラシックス〜1993年3月

 ホント、早いですね。もう3月も終わりです。今年も四分の一が過ぎちゃいました。このままで良いのかしら。焦りばかり感じるこのごろ。。。
 さて、マンスリー企画・ベストテン・クラシックス、今回はいまから20年前、1993年3月のチャートです。ハッキリ言って私はもうこの時代のチャートにはあまり思い入れはないのですけど、これが懐かしくないか?と訊かれればそんなことも無く(苦笑)。正直、あのバブル後の“惑いの時代”を、辛いが故に単に忘れようとしていたに過ぎなかったのかも…と感じられてきたりします。
 では、参りましょう。まずは第10位!
 先週と変わらず、工藤静香「慟哭」です。ドラマ主題歌としてミリオンに迫る大ヒットを記録しました。作詞は中島みゆき(作曲は後藤次利)。みゆき本人のカバー・バージョンも“面白い!”ので機会がありましたら聴いてみて。

続いて第9位はこちらもドラマ主題歌、小泉今日子優しい雨」。7位より2ランクダウン。鈴木祥子さんの内省的なこの曲を、キョンちゃんがニュアンスたっぷりに歌って90万枚を超える大ヒットになりました。脱アイドル、と言うより、このころのキョンキョン時代感覚は、すごいと思います。

 第8位は初登場!吉川晃司さん「KISSに撃たれて眠りたい」。翌週には圏外になるこの曲、ごめんなさい、ワタシ覚えてませんでした(笑)。それにしてもこの歌い方。“時代”ですね。

 シラッと(笑)第7位に行きます。こちらは話題のドラマ主題歌としてリバイバルヒットしたこの曲。森田童子「ぼくたちの失敗」。ドラマの映像とともにお楽しみ下さい。いま改めて聴くと、沁みますね。。

 第6位!うわ〜、これも時代ですね〜。T-BOLAN「おさえきれないこの気持ち」。先週3位より3ランクダウン。ワタシ基本的にこの分野、ダメでして。ゴメンナサイ。確かこの方々、最近フッカツしたんでしたっけ?

 続いて第5位。先週8位よりアップ、大黒摩季「チョット」。大黒さんのサード・シングル。摩季姐さんヒステリックな声が、メガヒット続出のこの時代に妙にマッチしていたような気がします。

 さて、第4位はこの曲。「僕らが生まれたあの日のように」。ASKA小田和正、カールスモーキー石井らによるチャリティー・ユニット“USED TO BE A CHILD”です。最終的は80万枚のセールスながらテレビでの露出はほとんどなく、そのせいか、ワタシも今回初めて聴きました(苦笑)。みなさんは、覚えていますか?この曲。

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では、圏外11位〜20位の紹介です。
11位 BELIEVE (LUNA SEA
12位 風の中の火のように (KAI FIVE)
13位 オールウェイズ・ラヴ・ユー(ホイットニー・ヒューストン)
14位 You And I (中西圭三
15位 日はまた昇る (ハウンド・ドッグ
16位 もっと強く抱きしめたなら (WANDS
17位 がじゃいも (とんねるず
18位 東京/心花よ (矢沢永吉
19位 KISS ME (氷室京介
20位 天使の休息 (久松史奈
ルナシーにワンズにヒムロック。“時代”よね(しつこい? 笑)
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 それではいよいよトップスリーに突入です。まずは第3位
 The虎舞竜「ロード」。ダブルミリオンを記録したドラマチックな名曲。ロードは結局第四章まで続きましたとさ(苦笑)。ボーカルの高橋さんは今やミフネの旦那として夫婦セットで昼のバラエティに引っ張りだこ。時代ね。。。(もうイイって。)

 続いては第2位!ZARD「負けないで」ビーイング勢大活躍、という感じのこのチャート。私は当時のテレビ番組「今夜はヒッパレ!」でアグネス・チャンがこの曲を歌って、それが凄くハマっていたのを思い出します。結局はアイドル歌謡ですよね、この曲。。。いま思い返すと、ビーイングが仕掛けた“J-POP”というのは、70年代〜80年代歌謡曲の90年代風再構築に過ぎなかったように思えてならないのです。

 さて、第1位!なんと初登場1位!WANDS「時の扉」です。はい。ビーイングの要ですね。ミポリンとのデュエットで頭角を表したバンド。さすがに私もこの曲は口ずさめますけど。。正直言って好きじゃないわ。やっぱり。うわ〜、封印していた、いろんなこと、思い出して来ちゃった。。。

 
 90年代は、私はやっぱりニガテです!この時代に思い入れのあった皆さま、ゴメンナサイね。