迷い道

 みなさま、お元気ですか?久しぶりの更新です。
 年齢を重ねるにつれて本当に時の過ぎるのが早くなってしまって困ります。それともうひとつ、加齢によって近年特に感じるのは、年々「浮き沈み」が激しくなるな、ということ。
 そう、私、ここのところずっと、気分が落ちているのです。
 私も不惑の年代に入って早や10年。たしかに若い頃と比べれば、感情曲線を描くとすれば「ほぼプラスエリアをキープ」な状態ではあるのですけども、ごくたまにグ〜ッとマイナス曲線を描くことがあって、いざそうなるともう、とことん、限りなく落ちてしまうのです。
 もしかすると、これって、更年期?
 まあ、そうであっても仕方無いのですけど。
 今回のキッカケは、先日、最近仲良くなった(微笑)、ある年長の紳士からこう言われたことなんです。
「hiroc-fontana君、あなたはモノの見方が甘すぎるよ。50(才)も近いのだからもっと現実をしっかりと見なさいな。」
 え?そんなことで落ち込んでるの?と思われる方も多いとは思うのですけどね(苦笑)。でもワタシ、実際にそれ(自分の甘さ)を薄々感じていたもので、だから余計にそのコトバにガツンと来てしまって。。。それで、改めて実際にいざ視点を移して自分の周囲を見れば、本当に彼の言ったとおりの現実がそこにあって。私が願望を込めて見ていた現実と、実際にそこにある現実には、微妙な…いや確かなズレがあることを改めて認識したのです。
 そして、いざそうして軸足を少しずらして現実に対峙してみると、困ったヤツだとばかり思っていた上司の仕事っぷりがとても自分には真似できるものではないことが見えてきたり、気の利かないと思っていた部下が実は自分の見えないところで沢山のフォローをしてくれていたことに気付いたり、ビックリするくらい色々なことが見えてきて、そのぶんだけ、これまでの自分のあまりの不甲斐なさに落ち込んでしまって。。。
 何様のつもりだったのだ、お前は・・・と。
  
 そんなわけで、いまワタシ、この気付きに感謝して、謙虚に、出直そうと思ってます。疲れたの、ストレス発散だの、ポジティブシンキングだの、なんとかなるさ、だの。そういった自分への言い訳は、しばらく封印しなければいけない、と考えている今日このごろです。
 ブログにこんなことを書くこと自体、甘いんだよ!と突っ込まれそうですが・・・(笑)