ジャパニーズ・ロケンローでGO!GO!

 阪神淡路大震災から20年。多くの方の犠牲のもとに、防災意識が高まり、この国の大災害に関する対策もかなり進んだのだそうです。何事も忘れっぽい私たちですが、やはり事あるごとに振り返り、気持ちを引き締めてこれからを生きていくことが、亡くなられた方々への恩返しになるものと信じています。
 
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 さて、皆様の2015年のスタートはいかがでしょうか?ワタシはどうも正月休みボケが抜けなくて、エンジンがかからぬまま早や3週間近く・・・。そろそろ加速をつけて頑張らねば・・・ということで、今回は思わずカラダが動き出してしまうような、ノリノリの歌謡ロケンローを集めてみました。先日特集した「歌謡ロック」とは一味違う、ツイストのリズムやロカビリー風味の利いた、軽さが勝負。
 では参りましょう。ロケンロー!
 
 まずは、Go!Go!ヒロミ・ゴー!1977年の「悲しきメモリー」。バックの女の子たちもノリノリでまさに狂喜乱舞(笑)

 
 続いては静香姐さんの登場。ケバくてちょっと蓮っ葉なカンジが、まさにロケンローそのものという感じ。よくわからないけれど(笑)。「ぼやぼやできない」。

 さて、年末年始を騒がせてくれた明菜さんは、やっぱり何やってもカッコイイ。1995年発表のロカビリー歌謡の傑作「Tokyo Rose」をどうぞ。ショートカットがクールです。

 
 発売当時は最高位12位だったこの曲が、20年近く経って再評価がどんどん進んで、いまやカラオケの定番になるとは当時の誰が想像したでしょう。岩崎良美さんの「タッチ」。このリズムはまさしくツイスト。踊れますよ。動画は2012年バージョン。

 
 ロカビリーバンドとしては、真っ先に上がるのがチェッカーズ(でも敢えて今回は彼らは取り上げません。スミマセン。)彼らが成功したお蔭で、一時は似たようなバンドが雨後のタケノコのように登場しましたね。この人たちもそのように扱われましたね。SALLY「バージンブルー」(1984年)。

 
 続いては、ちょっと大人のロケンロー。高田みづえさんの1983年のヒット「そんなヒロシに騙されて」。サザンの曲をちょっと演歌寄りにカバーしてヒットしました。
そんなヒロシに騙されて (MEG-CD)
外部リンク
 
 いまや代議士センセ、三原順子さん。横浜銀蠅が提供した「だってフォーリンラブ・突然」もノリノリな名曲ですけど、デビュー曲「セクシー・ナイト」もツイストのリズムでナニゲにロケンローです。

 
 トリは天才・美空ひばりさん。こちらはもろロカビリー。題して「ロカビリー剣法」。まさに無国籍世界。ジャンルなんぞ、ましてや国境なども天才の前にはもはや意味を為さないのであります。痛快!!