メモランダム2017.3.28

  • むなさわぎ

 前にも書いたことがあるのですが、生命力の萌え出す春は、肉体的にはホルモンバランスが崩れて、つられてメンタル面も不安定になり易いらしいのです。五十路の私も例外ではなく・・・。ここのところ、モヤモヤとした抑うつ的な感情に支配されています。
 おかげで、朝の通勤電車でイライラ。テレビのくだらない番組を観させられてイライラ。職場ではオヤジたち(自分は棚に上げて。苦笑)の無神経な大声でのやりとりに、イライラ。。。
 ネットニュースを読めば、まるでネト●ヨが書いたようなあまりに中立性に欠けた記事ばかりでイライラ。
 かたや「モ●トモ学園」のスキャンダルでは、アベちゃん夫妻のあからさまなウソ(知らんふり)と、わかりきっていながらそれに何もツッコメないマスコミのへっぴり腰に、イライラ。
 気分を変えようといざクルマを転がして外へ出れば、いつの間にか、危険極まりない狭〜い道幅の車道にまで設けられている「自転車専用レーン」マーク上を我が物顔でノロノロと走るお爺さんの自転車に、イライラ。。。歩行者を守ること優先とはいえ、ホントにこれで、いいのか?と・・・。
 自分の心の在処がどこかズレてしまったのか、はたまた世界そのものが不安定な方向に向かっているからなのか、その両方なのか、私にはわかりませんが、何を見てもなぜか、胸が騒ぐ今日この頃です。
 

  • スノーデン

 胸騒ぎの原因のひとつは、これでした(苦笑)。
 「ハリウッドを代表する社会派監督オリバー・ストーンが、アメリカ政府による個人情報監視の実態を暴いた元CIA職員エドワード・スノーデンの実話を、ジョセフ・ゴードン=レビット主演で映画化した」作品(映画.comの解説より。)。友達に勧められて、これを観てきたのです。
 最初は、ふ〜ん。という印象だったのですが、次第にズンと、ボディに響いてきました。(結構、衝撃的な内容なのに、大手マスコミはこの映画をほとんど取り上げません。そこも・・・ですね。)
 私、こういう言葉はあまり使いたくないのですが、この映画で描かれていることがほぼ事実を前提とすれば「日本、終わってるじゃん。」という・・・。
 この映画の中で、スノーデンが日本に住んでいた(そして諜報活動をしていた)エピソードも描かれています。そしてその中に、ボタンひとつで、日本列島が南の方から順に暗闇に飲み込まれていくという、イメージ・カットが挿入されたりします。
 そう、それを知れば、国連本部で始まった核兵器禁止条約交渉で、唯一の被爆国である日本がなぜ国民の願いを無視してまで不参加表明をせざるを得ないのか、何となくその意味もわかって、絶望的に感じられるのです。
 くわしくはこちらを。
 

  • 泣かないよ

 少しだけナイーブ注意報の私ですが、ここは“泣きソング”でカタルシスを味わってしまおうか、と。
ただ泣きたくなるの中山美穂

これは、隠れた名曲。「泣いてないってば裕木奈江

元気を頂戴。「泣かないぞェ鈴木蘭々

この曲も外せないですね。「泣かないで舘ひろし

 時代がどんどん遡って、私の大好きな曲。最後は淳子たん。
泣かないわ桜田淳子

淳子、やっぱりキレイですね。
では、また。