過密スケジュール。でも、「夢の一週間」。

 昨日は、本当にシアワセな一日。
 私、なんとユーミンのあの超ロングランツアーに行ってきたのです。仕事を早引けして。いま、仕事の方もタイヘンなんですけどね、もう、いいや!って。仕事はリカバリーできるけれども、ユーミンは待ってくれない!みたいに思いましてね(苦笑)。宇宙図書館(通常盤)
 前作『POP CLASSICO』のツアーも、その前の『Road Show』のツアーも、ワタシ、幸いに鑑賞出来たのですけど、今回、由実さんが還暦を越えての超ロングランツアーということで、もしかすると見納めになるかもしれない(汗)なんて思いまして、必死でチケットをゲットいたしまして・・・。
 そして待ちに待ったステージは、本当に期待を裏切ることなく、素晴らしかった。ステージ構成、舞台装置、選曲、演奏、照明に至るまですべてが緻密に練られていて、それらの相乗効果で最大限のパフォーマンスを最初から最後まで出し切ってくれた感じ。これぞ、総合芸術!という圧巻のパフォーマンスでした。
 そして、ユーミンの素晴らしいコンサートの感動冷めやらぬままに、いそいそと帰宅した私。
 そう、22時からはNHK−BSで待望の番組「名盤ドキュメント」の放送があったのです。何をそんなに騒ぐのかって、今回取り上げられるのが、我らが太田裕美さんの3rdアルバム『心が風邪をひいた日心が風邪をひいた日ということで。これまで、この不定期の番組で取り上げられた名盤と言えば、井上陽水だとかはっぴいえんどだとかRCサクセションといった、日本の現代音楽史上でもエポックを築いたと誰もが認める面々の作品ばかりだったわけで、まさかいまだに世間では“アイドル”カテゴリーから脱しきれていない太田さんのアルバムが「名盤」の1枚として1時間番組で取り上げられるなんて、まさにファンとしては夢のような、信じられない出来事で。実際の番組内容も本当に素晴らしくて、ワタシにとっては至福の1時間でした。もちろん永久保存版として録画しました。
 ちなみに私にはもうひとつオマケがありまして、番組のおかげで昨日からこのブログで10年前に書いた記事(太田裕美アルバム探訪『心が風邪をひいた日』の号)へのアクセスが急伸したりもしまして、嬉しい限りです(番組でのコメントと自分が書いた解説が大きくズレていなくて、胸をなで下ろしましたけどね・・汗)。
 そして明日!また仕事そっちのけで、京都へ旅立つワタシです。いざ、ロームシアター京都で開催される太田裕美さんのコンサートへ。明日の金曜、仕事を片付けてから京都行の新幹線に乗って、翌日土曜日のコンサートを楽しませてもらってそのまま東京へトンボ帰り、という弾丸ツアーになります。
 もう、そう先は長くないこの身、動けるうちに動かないと、という感じです。こんな風に出来るうちがシアワセなんですよね、きっと。夢の一週間はまだ続くのです。
PS.太田さんのコンサートレポ、後日アップしたいと思っていますのでよろしくお願いします。