メモランダム2018.4.28
毎日が矢のように過ぎていきます。4月ももう終わり。今年も3分の1を終えようとしているのです。
モリトモ問題から、財務省事務次官のセクハラ辞任、そしてジャニーズメンバーの強制わいせつ。
証拠が無ければ問題なしと言わんばかりに、記憶にない、書類は破棄したなどと、議会の場でさえ誰でもわかるあからさまなウソをつき通してしまえることとか。
大臣があたかも、酒の席であればたとえ相手を傷つける行為であっても許される、その気にさせた相手も悪い、と言わんばかりの発言をしたり、とか。
犯罪的行為を重ねても表沙汰にさえならなければ何も問題はない、何しろ視聴者が自分を求めているのだからと、書類送検された人間がそれを隠してテレビ出演を続けてしまえることとか。
いま、この国のニュースでさかんに取り上げられていることって、根底は全部、共通している気がします。ウソと、権力者たちの驕り(精神的未熟さ)と、根深い性差別と。
言葉にしなくても、その辺のことを何となく感じているのだと思います。みんな。
そして例えば、安倍ちゃんが首相を下りたとしても、次の誰かがその代わりにウソをつくだろうし。
たとえ駄目だと頭ではわかっていても、心に染みついた差別意識を理性で排除できないまま、性的嫌がらせを続けてしまう輩は後を絶たないだろうし。
件のジャニーズメンバーは、きっとほとぼりが冷めたころに、いつの間にか復活してテレビ出演しているだろうし。
そんな風に思えてしまって、どことなく虚しさばかり感じる、今日このごろです。
聖子さん。今から丁度38年前のお姿です。フレッシュだったあの頃を思い出して。