キャンディーズはもう遠いところへ・・・

キャンディーズ・トレジャー VOL.1 [Blu-ray]
 追悼歌の特集を記事にしたばかりで、また追悼記事です。
 元キャンディーズのスーちゃんこと、田中好子さんの訃報。。。ただただ、ビックリでした。明るく溌剌としたイメージしかなかったキャンディーズ、私たち40代にとってはまさに「永遠のアイドル」。そのメンバーの一人が帰らぬ人になった、という現実がまだ受け止められないワタクシです。もう、そういう時代に入ったのね。。
 スーちゃんの、優しく明るいお母さん役がすっかり板に着いた近年のイメージも、かつてのアイドル像をうまく発展させている印象があって、本当にいい歳の取り方をしているな〜と感じさせてくれる人だった。
 アイドルグループの宿命とも言うべき、センターポジションをめぐる攻防で“敗北”を味わいながら(デビュー当初は彼女・スーちゃんがセンターだったが、2年目からメインボーカルをランちゃんこと伊藤蘭に交代。キャンディーズはそれをきっかけにブレイクした。)、その厳しい現実を受け入れて解散まで変わらぬ笑顔を振りまき、控えめながらきっちりとグループの中での自分の役割(“癒しキャラ”)を果たし続けたそのプロ根性。私は彼女のそんなところにシンパシーを感じずにはおれないのです。そしてそんな彼女を愛し続けたのがキャンディーズ・ファンであり、何よりラン、ミキという二人のメンバーだったのかも。だからこそ3人は本当に仲が良かったというし、厳しい芸能界の中でグループとしてあれだけ成功したのだと思う。
 数年前、偶然にも私はキャンディーズのスーちゃんを中心とした記事を上げてますので、こちらを紹介して、スーちゃんへのはなむけにしたいと思います。