70年代アイドル

中原理恵「抱きしめたい」

今回は、中原理恵さん。最近、彼女のベスト盤をヘビロテしてるの。 (ちなみに俺が聴いているのは『GOLDEN★BEST Limited〜筒美京平を歌う〜』という"筒美しばり"盤。)彼女が活躍していた時期にはあまりピンときていなかったhiroc-fontanaだけど、聴き直して…

『Love』〜岩崎宏美

Love (初回限定盤)アーティスト: 岩崎宏美出版社/メーカー: テイチクエンタテインメント発売日: 2013/06/19メディア: CDこの商品を含むブログ (3件) を見る 今回は太田さんの永遠のライヴァル(敵キャラ?笑)、岩崎宏美姐さんの新譜のご紹介。 実は太田さん…

石野真子「ジュリーがライバル」

スタ誕出身。所属レコード会社はビクター。八重歯と愛嬌のあるタレ目がチャーム・ポイント。決して上手くはないけれど、素直な発声で「ウタも結構歌える」。おまけに夏には水着にもなって、しっかりとオトコの子たちのムンムンした欲望の対象としての役割を…

40thアニバーサリィ!淳子!

ユーミンが40周年を迎えたのが、昨年。そして今年、この2月25日にデビュー40周年を迎える歌手がいるのです。。。それが、桜田淳子さん! 5年前の35周年では、ご本人がリレーインタビューに答えた保存版解説書のついた紙ジャケCDアルバムが発売された…

南沙織『夏の感情』〜みんな許せる、夏の出来事

8月も終わりですね。まだまだ暑い夏空の日が続いているというのに、8月が終わって9月になるとつい、「夏も終わったのね〜」なんて感傷的な気持ちになってしまうのは、子供の頃に8月とともに夏休みが終わってしまうという落胆を何度も経験してきたトラウ…

「暑中お見舞い申し上げます」キャンディーズ

暑中お見舞い申し上げます。ホント、暑いですね。 今年の立秋は明日8月7日。それ以降は「残暑お見舞い」になってしまうので、「暑中見舞い」にギリギリセーフ、ということで(笑)。 最近なぜかキャンディーズのこの曲が、ぐるぐる頭の中をヘビロテしてい…

「思い出さないで」岩崎宏美

久しぶりの70年代アイドル、岩崎ヒロリン姐さんです。 岩崎姐さんの凄いところは、出す曲出す曲大ヒットという、トップアイドルとしての全盛期を経験しながら、大きなつまづきもなくいつの間にスルっとアダルト・シンガーに脱皮して、デビュー後35年を超え…

木之内みどり『横浜いれぶん』〜新旧アイドル論

動画サイトをダラダラと眺めていたら、こんな動画を見つけて。うわーこの人、こんなに魅力的だったのね!と今更ながら感動したのね。 木之内みどりさん。1974年にフォトジェニック系アイドル専門レーベル「NAV(Nippin Audio Video)」からデビュー。一般…

「美しい夏」〜ジュンコの生きざま

ひさびさの桜田淳子さんです。実はこのブログでは、70年代アイドルの中では太田裕美さん、山口百恵さんについで登場しているのがジュンコたんだったりするのよね。淳子さんというと、彼女を知っている人の大部分が今もってどこかマイナスイメージを引きずっ…

ジキルとハイド・それは究極のデュオ〜『ピンク・レディー in 夜のヒットスタジオ』

ピンク・レディー in 夜のヒットスタジオ~フジテレビ秘蔵映像集~ [DVD]出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2011/05/27メディア: DVD購入: 3人 クリック: 33回この商品を含むブログ (9件) を見る 俺はピンク・レディーど真ん中の世代。76年の「ペッ…

キャンディーズはもう遠いところへ・・・

追悼歌の特集を記事にしたばかりで、また追悼記事です。 元キャンディーズのスーちゃんこと、田中好子さんの訃報。。。ただただ、ビックリでした。明るく溌剌としたイメージしかなかったキャンディーズ、私たち40代にとってはまさに「永遠のアイドル」。そ…

おすすめ本〜「プレイバック・制作ディレクター回想記」

アニバーサリー企画もついにここまで来たか!みたいな感じ。歌謡曲の解説本は数あれど、アイドルとして活躍した一人の歌手にスポットを当てて、リリースした全ての曲をここまで詳しく解説した本は、初めてではないかしら(大手出版社では、という注釈付きだ…

今さらながら、マチャアキ・ソウルに瞠目〜『堺正章・しんぐるこれくしょん』

前々回の佐良さんに続いて、一部歌謡ファンの間で高い評価を得ているマルチタレント系歌手の代表選手のひとりを今回取り上げます。その人は、マチャアキ。そう、堺正章さん。 「昭和喜劇の神様」と称された堺駿二の次男として生まれ、子役時代を経て、グルー…

海の向こうの歌謡アイドル、復活。

このブログも演歌を取り上げたと思ったら、とうとう洋楽にまで手を染めることに・・・。でもね、この人は、洋楽というより、正真正銘の“歌謡アイドル”だと思うのよね。俺と同年代の人なら、きっと、同意してくれると思う。オリビア・ニュートン・ジョン 40/4…

森昌子「なみだの桟橋」

いよいよ当ブログも禁じ手!の演歌に進出でございます。 とはいえ、今回は曲のレビューというより、ちょっと別なテーマを用意してまして。それは、“歌の熟成”について、なのであります。 昨今流行りの「セルフ・カバー」ってやつ、俺はあれがキライでね。猫…

アイドルグループ面白見本市〜フィンガー5

まずはこちらを。 途中で切れちゃってるのが残念だけど(苦笑)。フィンガー5の8thシングル「バンプ天国」。1975年3月発売。1973年にブレイクした彼らとしては、その人気に翳りが出始めた頃のシングルで、チャート最高位は13位。企画盤を除くとデビュー以…

ギャル『薔薇とピストル〜コンプリート・コレクション』

とうとう出た〜、て感じ!ギャルです。 先日取り上げたモー娘を遡ること20年前、企画先行、プロダクションの思惑に翻弄された女の子たち、という意味ではモー娘を遥かに凌ぐ衝撃のアイドル・グループがいたのです。それが彼女たち、GAL(ギャル)。 ギャルの…

キャンディーズ「やさしい悪魔」別バージョン発見

ず〜と前に、ナベプロの映像集「歌の妖精」を紹介したとき、志村けんの踊りでも有名なヒット「やさしい悪魔」のパフォーマンスが、今あの頃の映像を見るとレコードと比べて意外なほどチープだった、みたいなことを書いたのね。 それは、レコードでは例えばサ…

「春おぼろ」岩崎宏美

今回は、岩崎のヒロミさん。このヒトのことは何度か取り上げてはいるのだけど、1曲ピックアップのレビューは初めてかしら。 「春おぼろ」は1979年2月5日発売、16枚目のシングル。作詞:山上路夫、作・編曲:筒美京平。当時岩崎宏美さんは間もなくデ…

「a day」原田真二〜名曲も、時既に遅し

先日のCharに引き続いてのロック御三家、今回は久しぶりの原田真二さん。 セイコファンにはお馴染みだけど、何故かあまり評判がよろしくないみたいで。俺としては原田さんがプロデュースした聖子さんのアルバム『Sunshine』は結構好きだし、シングルでも「上…

必殺歌謡ロック〜  Char「闘牛士」

1978年3月25日発売。作詞:阿久悠、作曲:Char、編曲:佐藤準。 俺が中学生の頃、修学旅行でバスガイドさんが僕らのために、当時のいろんなヒット曲を自分でカセットテープに録音して、バスの中で流してくれたのね。当時の中学生といえば、今と違って自分…

DVD『ザ・ベストテン 山口百恵』

これは、価値あるBOX。 昭和を代表する歌姫、山口百恵さんが活躍した70年代後半といえば、テレビの歌謡曲番組全盛期。「夜のヒットスタジオ」を筆頭に、「紅白歌のベストテン」、「ベスト30歌謡曲」や「ミュージック・フェア」などが日替わりのように放送…

秀樹バラードにカンゲキ!「遙かなる恋人へ」西城秀樹

ひっさしぶりに男性アイドルをチョイス。今までこのブログで新御三家のゴローもヒロミもすでに取り上げたのだけど、いよいよヒデキの出番です。 新御三家の中では、ヒデキは「ワイルド&セクシー部門担当」というカンジで、熱唱型の曲を得意としてたわけよね…

キャンディーズ「アン・ドゥ・トロワ」〜そしてわが愛しの1977年

[rakuten:disk-otsuka:529488:image] 「アン・ドゥ・トロワ」は1977年9月21日発売、作詞:喜多條忠、作曲:吉田拓郎、編曲:馬飼野康二の超豪華メンバーによるキャンディーズ15枚目のシングル。キャンディーズと吉田拓郎のコラボでは同年春に大ヒットした…

「夕陽のスケッチ」天地真理、そして・・

かつてのトップ・アイドル、真理さんは根強い人気があるようで、以前このブログで取り上げたときの記事も、ナニゲに今だに訪問者が多かったりする。 前回の記事でも書いたのだけど、真理さんは人気凋落後こそ聴くべし!な感じでして(笑)、とくにデビュー5…

ドーナツ盤ポップスの権化〜ピンク・レディー

ゴールデン☆ベスト ピンク・レディー~コンプリート・シングル・コレクションアーティスト: ピンク・レディー出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 2009/09/16メディア: CD購入: 3人 クリック: 58回この商品を含むブログ (17件) を見る ピンク…

「ドンファン」神田広美

一部では「名曲」として根強い人気のあるこの曲。 歌うは伝説のオーディション番組「スター誕生」出身者にして、クリアなハイトーン・ボイスとシティ・ポップ風のシャレたサウンドを売りに1977年1月にデビューした神田広美さん。神田さんの5thにして…

キャンディーズ「夏が来た!」

コアなファン以外で、この曲を覚えている人、ましてや名曲だ!なんて言う人がどれほどいるのかしら・・・なんて思いながら、hiroc-fontanaは今日のブログを書き始めています(笑)。キャンディーズはリアルタイムで良く聴いたよ!なんて言う同年代の友人から…

マイ・フェイバリット・ソングス・オブ百恵〜シングル編第二部

hiroc-fontanaお気に入りの百恵さんのシングル曲紹介、その続編です。さて今回は前置き抜きで本題に入ります。 「イミテイション・ゴールド」1977.7.1(詞:阿木耀子、曲:宇崎竜童、編:萩田光雄) 女性アイドルのメインストリームから生まれた、歌謡ロック…

マイ・フェイバリット・ソングス・オブ百恵〜シングル編第一部

平岡正明著「山口百恵は菩薩である」には、著者と宇崎竜童さんの対談録がある。その中で宇崎さんが彼女についてこんな風に語っているのね。 彼女のレコーディング風景についての記述。 宇崎「ええっと、ほかの人たちは、たとえばここが一つ下がっているとす…