トヨエツ。
キンチョーのCMを見ながら一瞬ふと「え?この人だれだっけ」って思ったの。
長髪系の役者の名前を辿ってみる。役所コージ、じゃない。反町隆史でもないし、アサノ忠信はいま長髪じゃないし、ジョニーデップ・・・な、はずもない。「区別がつかない症候群」とはまた違ってね、絶対知ってるんだけど、なぜかその人の名前だけが、出てこなかったのね。そして、長髪系役者として「キムタク?」にたどり着いたところで、思い出した。トヨエツ。そうだ、トヨエツ、豊川悦司。
でもね、俺の中のトヨエツって、ちょっと線が細くてフ女子が好みそうなショタ系「美」青年のイメージを今だに引きずっていて、どうも目の前の「豊川悦司」がかつての「トヨエツ」だ、っていうのがうまく結びつかなかったのよね。彼が年齢とともに変わってきたのはわかるのだけど、そうなんだけど今の豊川悦司は「トヨエツ」とは違う!というか。。。豊川悦司はずっと豊川悦司なのに、あれ?いつの間に「トヨエツ」はこんなオジサンに入れ替わってたのかしら?みたいな。どうしても、俺の中の「トヨエツ」と、キンチョーのCMのオッサンの、イメージが統合できない。
わかります?この感じ?
たとえばね。聖子さんとか、ひろみゴーとか、酢マップのメンバーでもいいけど、長いこと第一線で活躍しながら自然に年齢を重ねる中で変化を遂げてきた人たちは、昔のイメージと今のイメージが全然違っていても、同一人物としてイメージが統合できるような気がするわけ。 ↓聖子たんの変遷↓
でもね、俺にとってトヨエツはやっぱりこんな感じ→
であって、CMに出ている人は「豊川悦司」であっても「トヨエツ」ではないわけでね。
そこが、なんだかとても不思議な感覚だったの。
ただ、よくよく考えてみると、俺、昔の「トヨエツ」は全然タイプじゃなかったんだけど、今、カッコいいオジサンになった豊川悦司は、ちょっとイケたりするのだ。
あ〜、白状しちゃった。
そうなのだ。結局は、俺のスケベ心が同一人物を別人に見させてるってだけなのかもしれないのだ。
「違う!目の前にいるこの人は、あの時のあんなブサイクとは違うわ!別人よ!」みたいなね。
そんな、心の(というかカラダの)叫び・・・。人の識別能力さえ誤らせる、スケベ心。これってすごいわ。