メモランダム2017.9.28

 まるで幼稚園児のケンカみたいですね。一方の大統領が「ロケットマン」「マッドマン」と罵れば、一方の最高指導者は「ごろつき」「老いぼれ」と応酬する構図。まあ、言いながらも双方、ある程度計算しているのかも知れませんけどね。
 そんなキナ臭い情勢下、アメリカの軍需産業の業績が伸びているようです。当然、そうなりますよね。
 安倍ちゃんも、北の脅威のおかげもあって、支持率回復でシメシメ。ここぞとばかりに解散に打って出ましたが、百合子女史の新党結成に民進党の皆さんが予想外の援護射撃で、自民党は焦っているようですね・・・あ、でも、百合子女史の新党って、「保守派」で「改憲を進める」方々が集まるはずなんですよね・・・これって、野党なの?
 なんだか、三者三様ながら、それぞれなんとなくメリットあり?みたいな。
 色々な意味で、どこか、キナ臭いです。
 

  • ゲス不倫

 イヤですね、この言葉。つくづく、昔は大らかだったよな〜、と。「それも芸の肥やしだからさ。」と、芸能人の道ならぬ恋に一種の憧れを抱きつつ市井の人々の色恋とは別物として、ある意味「積極的無関心」を装えたのも今は昔。いまや不倫が発覚すれば即座にメディア挙っての吊るし上げ、公開リンチとなります。
 とはいえ、不倫は不倫ですし、そのうえ“謝罪会見でウソ”はいけませんよね、やはり。斎藤さんとベッキーがここまで叩かれてしまうのは、女性だからというのも明らかにあるようですが(ゲス極のリーダーも、ナベケンさんも、雨サコも、♂はみんな何となくやり過ごしましたからねえ・・・)やはり、彼女たちは明らかに謝罪のフリをしならシャーシャーとウソを付いてしまったことが、致命的だったように思います。(彼女たちの息の根を止めた、LINEのやりとりとかセルフィーの流出は、本来そっちの方が悪質な行為のはずなのですけどね。)
 斎藤由貴さんは、いっそのこと往年の大女優然とした態度で開き直って「ワタシは常に新鮮な恋(オトコ)を食べ続けていないと生きていけないの。」とか(笑)言い放って、その魔性を最初からさらけ出してしまえばより一層箔がついたかも知れず、そうした狂気沙汰を生き抜ける大きな可能性を秘めた方と思われるだけに、つくづく今回は残念でしたね。
 まあ聖き市民の代表を標榜する政治家さまならいざ知らず、いわゆる“タレント”“アーティスト”とかいう人たちが性に奔放かつ貪欲であっても、私は一向に構わないのですけどね。マスコミの方々、から騒ぎもほどほどに、という気持ちです。
↓まだまだ発売中。

 

namie amuro LIVE STYLE 2016-2017 [Blu-ray]

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 安室ちゃん、ありがとう。良くやったよね、そう、言いたい。
 大好きなアーティストの引退宣言なのに何故か未練をあまり感じないのは、彼女には(あちこちで聞かれる話ではありますが)やはりアスリート的な印象が強いからなのでしょう。フィジカルパワーがピークにある時期に、出せるものを出し切って最高記録のレースを見せてもらったような爽快さがありますよね。
 そんな彼女も40代に差し掛かり、まだまだ大丈夫であるのは間違いないけれど、正直、今のスタンスの延長でもう一つのピークを迎えることはかなり難しいはずです。(口パクでバラードを歌う50代のアムロちゃんなんて、想像できないですしね・・・苦笑。)
 音楽性にしても、彼女が目指す「完璧さ」はその到達点に近づくほどに、良い意味でJpop特有のケレン味のようなものが取れ過ぎてしまって、それが却っていわゆるガチガチの洋楽サウンドの中では埋没してしまって、果てはオリジナリティの喪失につながってしまうという、贅沢なジレンマを抱えていたような気がするのです。ですから、近年の全編英語で押し通したアルバム群は、総じてハイクオリティではあるけれども、どこかかつてのアムロちゃん作品にあったような一聴して耳を奪われてしまうゴリゴリとしたインパクトは、リリースごとに薄れて来ていたような気がするのも確かだったような気がします。(エラソーに書いてしまって申し訳ないのですが・・・。)
 本当の引退理由はご本人が語らない限りわかりませんが、週刊誌的にその理由を追求するよりも、このカッコいい引き際そのものが、いかにも稀代のアーティスト・安室奈美恵そのものという、それだけでOKのような気がします。
 11月にベスト盤発売ですが、来年までにもう1枚いや、2枚くらい、新譜も期待したいですね。
〜安室ちゃん関連記事リンク〜 こんなに、書いてたのね♡