お気に入り、なんて、ゴマカシ日記(笑)

 アラフィフに入って、まさかこんなに忙しい毎日を送ることになるなんて、10年前の自分には想像もつかなかったわ・・・。そんなわけで、更新もままならないこのブログなのに、毎日定期的に訪れて下さっているみなさま、どうもありがとうございます&ご無沙汰してすいません。
 忙しいうえ、最近のワタクシメ、ちょっと人間関係に疲れてしまいまして、“ものを書く”という行為自体とてもハードルが高くなってしまっているのですよ。。。
 ただね、音楽だけはワタシのかけがえの無いパートナー、ということで、最近よく聴いている音楽なぞをちょこっと紹介させていただいて、なんて・・・ごくフツーのブログとして今回はご覧頂ければ幸いです。
 6月末に行った京都旅行のお供として活躍したのがこちら。ハラッド(初回限定盤)ワタシの京都時代の思い出のアルバムはこの方の『Mother』というアルバム(1990年発売)だったりもしまして、この時期に突然のベスト盤発売、それも新曲は「京都物語」。。。なんて、深〜い因縁を感じてしまいます。原由子さん。ホント、ステキなボーカリストです。そうそう、初回限定のフロク「はらぼん」もオススメ。
 究極の癒し。フェイバリット・アーティストの一人、EPOです。1年前にジミ〜に発売されたアルバム『AQUA NOME』。AQUA NOMEEPOのアルバムって、やっぱり神秘的なパワーがあるみたい。俺にとって、毎日が辛いような時期に必ずポッと目の前に現れて“大丈夫だよ”と手を差し伸べてくれる、そんな存在。

金ぴかきんの あの人の幸せと
すっからかんの 私の幸せの重さを
比べてはいけない 比べてはいけない
私が私を好きでいるために
〜〜〜〜
100gの金と100gの綿が
いつでも私を惑わせるの

100gの金と綿」 (words epo)

 続いてはマッキー。『不安の中に手を突っ込んで』。不安の中に手を突っ込んで“自分ではなく誰かのことをまず思える自分になりたい”なんて、まあいつもの槇原節ではあるのだけど、“目立たないビオラの調べは誰かのための旋律”(「ビオラは歌う」)とか、“とがった先の鉛筆じゃ だめな気がして/意味の無い円を落書きして/丸くして書いた「ありがとう」”(「フルサト」)とかね、何気ない詞のフレーズに何だか知らないけれど心揺さぶられる俺がいるのよね。マッキーはいつも、弱気なぼくらの味方。
 そして、なぜか今ヘビロテがこれ。え〜?みたいな(笑)。宇多田ヒカルUtada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1やっぱりね、これでもか!みたいなポップスとしての密度、これは唯一無二ではないかと。今更ながら感心しているのです。アレンジも曲もとにかくツボを押さえてる。だから、何も考えずに気持ち良く聴けるのね。詞はどこまでもプライベート丸出しだけど、それもキャッチーといえばキャッチーだし。当時はあまりにポピュラーすぎて声高にはいえなかったけど、今なら言える。ウタダ、サイコー。ってこれ、あれ〜?死後再評価されたMJと同じ扱い?そうなるまえにいいかげん『SINGLE COLLECTION Vol.2』出さないの?みたいなね(笑)。
 でも結局、何やかや言って、hiroc-fontanaが今もイチバン聴いているのはちょうど28年前の今頃の時期にリリースされたこのカップリングだったりして。忙しい日常からリゾートへ一瞬にしてトリップできちゃう名曲カップリング「小麦色のマーメイド/マドラス・チェックの恋人」。これを、名盤『SEIKO SUITE』のディスク2で聴ける私は、幸せね。