Seiko Matsuda 2013 New Year's Eve Live Party

 明けましておめでとうございます
 昨年はたくさんの方にお寄りいただき、またコメントもいただき、感謝の一年でした。今年もよろしくお願いします。
 新年第1回目の記事は、恒例の聖子ライブ!そう、ラッキーなことにhiroc-fontana、ファンクラブ会員の友人のお蔭で今年もカウントダウンライブに参戦することができました。
 
 会場は“東洋最大の宴会場”、グランドプリンスホテル新高輪、飛天の間!
 昨年7月の夏コンでは、カウントダウンではなくて2012年と同じく年末にアンフィシアターでコンサート、とご本人が宣言していたのを撤回、結局会場を変えてカウントダウンになったのは、おそらく、紅白がらみで二転三転したのかしら?なんて憶測バナシに花を咲かせつつ、さすが東洋随一という感じのド派手な回廊を降りて豪華絢爛(一歩間違えはグロ・・・あらごめんなさい)な会場へ入ったのが10時。
 中央にドーンと花道のついたステージの前にホテルの椅子を並べた客席はたぶん収容2000人くらい?今回もカウントダウンなしの18時からの公演を合わせて一日2回公演の聖子たん、恒例のサイリウム配布もなし、おまけに2回とも定価1万円を超えるチケットで、う〜ん、資金回収が大変なのね・・・でも確かにプラチナチケットだわ・・・と自分を納得させて席に着く。会場がホテルだけあって、何だかいつもよりオトナのファンが多いような気も。とはいえいつもながらお淑やかな男性の一団や“ナリキリ聖子”のフリフリ姐さんも会場に次々お目見え。
 そして開演時間の10分押しの22:40、セット中央のレースの幕が開き、中から白いゴージャスなドレスに身を包んだ聖子さん登場!1曲目はなんと、超有名曲のカバー「Amazing Grace」でしっとりと幕開け。会場に鳴り響く澄んだ歌声に思わずうっとり。やっぱりナマの声を聴くと、歌い方がネチネチでも口パクでもなんでもいいわ!そう思わされてしまう。続いてもサプライズ曲が。「オペラ座の怪人」。意外な曲の連続に思わず歓声を上げてしまった俺。聖子さん、もしかするとこのあたりの選曲でカバー・アルバムを作る予定なのかしら、じゃあ、次はどんな曲?と期待していると。。
 “タン、タン、タ・タ〜ン”。ピアノ一本の、聴き慣れたイントロが聴こえてきた瞬間、ずっこけ(笑)。「あなたに逢いたくて」。相変わらずの聖子たんよね。やってくれるわ。

そして23時に近づくと今回は途中、紅白の中継が入るとのことでNHKアナウンサーが登場。軽く聖子さんとの会話のやり取りのあと、聖子さんはお召し替えのため一旦ステージから下がる。Seiko Ballad 2012 [DVD]聖子さんが白いマーメイドドレスで再登場すると(え?見た目はオープニングのドレスよりシンプル?・・(笑))、会場横の巨大スクリーンには紅白のナマ中継映像が映し出される。そして今回のパートナー、クリス君もステージに登場(やっぱり中継先に呼びつけちゃったわけね・・・やれやれ)。聖子さんの緊張がみるみる高まって来ているのがわかると、会場から二人への応援拍手とともに、いつしか“セイコ・コール”が渦のように湧き上がっていく。この高揚感、サイコーだわ。
 そのまま本番突入で、聖子さんは“Special Love Songs Medley”として「あなたに逢いたくて」(またかよ!とは言いますまい!)からクリスとのデュエット「夢がさめて」を見事な集中力で歌いきってくれて、カットがかかると満場の拍手のなか、思わずガッツ・ポーズ。
 でも、俺はこんなこと考えてた。
 「え?クリスの出番はこれだけ?」(苦笑)
 そのあとは緊張がほぐれた聖子さん、テレビ向けの“スター”キャラからいつものガハハなキャラに戻って(笑)、今回は花道も何往復して(途中、舞台に戻るまでの時間を間違えて早歩き→競歩のようになったりしてあとでバックミュージシャンからツッコまれたり(笑))ファンとの距離を縮めつつ、例年以上にファンサービスたっぷりのステージで楽しませてくれた。SEIKO MATSUDA CONCERT TOUR 2013 “A Girl in the Wonder Land
 途中のお召し替えは、ピンクの欧風ドレスに、とてもフィフティーズには見えない(笑)ゴスロリ(?)メイド風ドレスに後半は黄色いフリフリで、花道の至近距離で見る聖子さんの肌の美しかったこと!
 曲目はライブ既出の定番曲ばかりだったけれど、後半のメドレーでは客席も総立ち、hiroc-fontanaもいつもながらなりふり構わず手を振り、大声で歌いながら会場の興奮の渦に心地よく身を委ねていたのでした。
 そしてアンコール。ファンの声援に包まれ、緊張の糸が切れたのか感極まって泣いてしまった聖子さん。Seiko Matsuda COUNT DOWN LIVE PARTY 2010-2011 [Blu-ray]再びシックなドレスで歌ってくれた「Star」は、ここ数年でもまれにみる熱唱(サビでも本当に声が良く伸びてた!)で、歌詞の内容も相まってこちらも思わずウルウルしてしまったのよね。

星の数ほどの人たちに歌うわ
みんな幸福(しあわせ)になるように
それから 私も・・・
「Star」 作詞:松本隆

 聖子ファンで良かった。本当にそう思えたライブでしたわ。

  

セットリストはこんな感じ。
(記憶頼りなので、間違っていたらごめんなさい。順番はともかく、こんな曲をやった、と思っていただければ・・・苦笑。)

紅白歌合戦の中継〜
1.あなたに逢いたくて
2.夢がさめて(With クリス・ハート
〜2014カウントダウンを挟んで〜

〜アコースティック・コーナー〜
1.セイシェルの夕陽
2.真冬の恋人たち
3.雨のリゾート
4.赤い靴のバレリーナ(アンコール)
〜メドレー〜
1.裸足の季節
2.青い珊瑚礁
3.ウィンター・ガーデン
4.渚のバルコニー
5.天使のウィンク
6.チェリーブラッサム
7.夏の扉
〜アンコール

  • Star

〜カーテンコール
いくつの夜明けを数えたら〜「ありがとう」


〜関連過去ログ〜