「SONGS」。聖子ファンの反応。

 またまたご無沙汰してしまいました。もはや、マンスリーブログ化(汗)。
 しかしながら、6月に入ってアクセス数がなぜかハネ上がっていまして、「なぜかしら・・・」とも思って検索ワードを辿ると、“松田聖子”が圧倒的多数。これは、いつものことなのだけどね(笑)。
 問題は、それとセットになっている検索ワードだったのね。
 「松田聖子 口パク」。
 「松田聖子 声が出てない」。
 苦笑。。。
 ファンの皆様なら想像がつくかもしれないけれど、これはおそらく5月31日に放送されたNHKSONGS」を視聴した聖子ファンの反応に違いないわけで。
 私ももちろん観たのだけど、疲れもあって途中から眠り込んじゃったくらい、何だか冴えない内容だったのね。
 ソングス300回記念・ノンストップのスペシャルヒットメドレー、というフレ込みは心動かされたものの、オープニングの「チェリーブラッサム」のボーカルからして、聖子たんの声の劣化が明らかで、聖子さんが歌うのを久しぶりに見たというような、ライブにも行かないライトな聖子ファンは、レコードとは違ってまったく張りのない声で歌われる「チェリーブラッサム」を聴いて、きっと衝撃を受けたのではないかな、なんて思ったのだ。
 そして、口パク。私なんぞは最初から「(今の)聖子たんが30分ぶっ通しで歌えるわけがない。」と思っているから、むしろどれだけ上手に「口パクMIX」を披露してくれるのかしら(笑)なんて、そちらに興味が行ってしまうわけだけど、今回の放送では確かに(口パク女王・聖子たんにしてはかなり)違和感が目立った感じ。
 それにしても、今回のアクセス&検索ワードの多さから言って、かつて「ザ・ベストテン」で毎回ナマ歌を見事に歌う彼女を応援していたかつてのファンは、もしかしたら声の劣化以上に、今の聖子たんのあまりの口パク多用の方に、大きなショックを受けたのかもね(苦笑)。
(そうよ、だから聖子たんはフジの生番組には出ないのよ!)
 それにしても、昨年のクリス・ハートさんとのデュエット「夢がさめて夢がさめて(初回限定盤)(DVD付)のように、他者との共演の中で彼女のボーカルを聴くと今でもゾクゾクするくらいに魅力的な声なのに、近年の本人名義のオリジナルアルバムでは、出ない声を無理に出そうとしているような発声と、ネチネチした発音(♪とうぉ〜いぃ〜〜〜きうぉっくうう〜〜、みたいなね。)が気になって、CD1枚通して聴くのが辛い感じ(辛いのは、聖子たんのお花畑ポエムとリョー小倉のチープなアレンジもだけどねっ!)。
 かつてはどんな曲でも一定の高みに引き上げていた感のある聖子のミラクルヴォイス。使い方によってはまだまだその魅力は健在なわけだから(「夢がさめて」はその典型)、もう思い切って過去のヒットメドレーやセルフの“お花畑ポップス”は封印して、50代なりの“大人のポップス”に焦点を絞って歌ってくれたら、きっといい味が出るのかもしれないな、なんて思ったりしている。今回のNHKも、一昨年の年末コン“SEIKO BALLAD”みたいな内容にした方が、きっと魅力的な番組になっていたでしょうに・・・なんてね。
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 これと間違って買わないでね。↓古いアルバムよ(笑)。
Cherish