祝、19年ぶりトップテン。

薔薇のように咲いて 桜のように散って(通常盤)
 9月21日発売の聖子さんの新曲「薔薇のように咲いて 桜のように散って」。(つくづくこのジャケット、駄目よね〜。)
 発売初日は8位だったので「そんなもんよね。」と高を括っていたら、なんと翌日9/22付オリコンデイリーチャートで1位になって、もうセイコ友の間では大騒ぎ。それで、これはいけるんちゃう?という感じで見ていたらなんと、ウィークリーチャートでは第6位に初登場!
 パチパチパチ。
 “松カルテット”復活で一部では(苦笑)話題沸騰だった昨年のシングル「永遠のもっと果てまで永遠のもっと果てまで/惑星になりたいでさえ、結局はオリコンウィークリーチャートでは11位どまりだったから、今回やっと溜飲を下げた感じかしら、聖子たん。これを機に、まだまだいけるわワタシッ!という感じで(笑)、どんどん外注に挑んでもらいたいわ〜。
 聖子さんの週間チャートでのトップテン入りは、なんと1997年のシングル「私だけの天使〜Angel〜」(最高位5位)以来。私だけの天使?Angelかの曲の主人公(当時の聖子たんのAngel)、サヤカの成長ぶりを見れば、誰でもその長いブランクに納得するはず。まあ、聖子さんと同時に今週十年ぶりにトップテン返り咲きした、SMAPのアノ曲も、タツローのアノ年末定番ソング並(笑)にはスゴいけれど、やっぱりデビュー36年目にしてかつ、19年ぶりにトップテンに戻って来られるという聖子さんのアーティストパワーには、ホント、ビックリですわ。敬服いたします。
 とはいえこの曲のヒットにはやっぱり曲を作った孤高のカリスマ・YOSHIKIさんのパワーにかなり後押ししてもらっているのは確かで。とにかくメロディーがメランコリックで、美しい。日本らしい曲、を意識されたそうだけど、サビ「♪ルリラー ルルリラ〜」あたりのメロディーは確かに童謡の「赤とんぼ」や「夕焼け小焼け」に通じるノスタルジックな響きがあって、“さすがだな〜”と思わせてくれる。そしてそんな、少々ベタな印象のメロディーを、聖子のシルキー・ヴォイス(と、荘厳なダビングコーラス)で丁寧に織り上げていく感じ、そこがゾクゾクしてね。
 さあ、今日はこれからNHK「SONGS」でこの新曲をテレビ初披露。素敵な「ナマ歌」(←これ、肝心)を、聴かせてほしいわ。
 まずは、トップテン入りおめでとう、聖子さん。