2006-01-01から1年間の記事一覧

日常に潜む恐怖 〜 ウルトラ・ブルー

う〜ん、早く梅雨明けしてほしい。夏本番になればなったで確かに暑さがキツクなるけれど、このむ〜〜〜〜とする気候は、耐えられん。 それにしても、やっぱりこの国はアジアなのね。まるっきり亜熱帯だもの。 この三連休初日、久しぶりにゆっくり家の中の掃…

ふぇてぃっしゅ

太田裕美「こけてぃっしゅ」の流れ(笑) 俺が相手(主に男性)に対してイケルか、イケナイかの判断基準として「匂い」が大きなファクターになることは前にも書いた。ただしそれは実際の匂いではなくて、見た目の話。例えば、加齢臭がキツそうな麻生タローな…

太田裕美アルバム探訪⑦『ごきげんいかが』

81年8月発売の14枚目のアルバム。この年の裕美さんは、3月にシングル「恋のハーフムーン」を発売したきり目立った動きがなく、このアルバム発売までに間隔が空いたことからタイトルがこうなったらしい。タイトルエピソードが象徴するがごとく、この作…

悪運?

お隣さんのあの国がやってくれちゃったもんだから、連日安倍シンゾーとか麻生タローとかタカ派の困ったチャンがテレビに出てきて顔を売っている。とはいえ彼らがマジメな顔をして「てぽどん」なんて口にすると何故かギャグのように聞こえて微笑ましくなっち…

バラの誘惑

「留守だったんで○○を冷凍庫の中に入れといたよ。」 近所に住む親戚から携帯電話に留守電が。○○はよく聞き取れなかったが、家に帰るとバラ肉のブロックがフタ切れ、冷凍庫の中に入っていた。俺は中年一人暮らしなので、まさかの時のために親戚にカギを渡して…

太田裕美アルバム探訪⑥『こけてぃっしゅ』

裕美系サイトは勿論、筒美系や歌謡曲系サイトなどでも名盤として紹介されることが多いこの作品、何を書いても「いまさら」感は拭えないし、もはやリスナーとして冷静な判断が出来ないほど耳に馴染んでしまっているので、非常に迷うところなのだが、頑張って…

ニッポンの恥②

訪米中の小泉さんのあの恥ずかしいパフォーマンスの数々、空いた口がふさがらない。マスコミは「人間味があって好感が持てる」だの「本当にプレスリーが好きなのが表れていた」だのといった(肯定的な)コメントばかり取り上げてお茶を濁した。こんなことを…

太田裕美アルバム探訪⑤ 『十二月の旅人』

80年12月発売。タイトルは当時スマッシュヒットとなった「さらばシベリア鉄道」の歌詞からとられたもの。なぜかアルバムチャートにはランクインしなかった。年末発売のためチャート集計が1週休みだった為とも考えられるが、前作『思い出を置く君を置く…

体臭レーダー

(※ゲイ以外の方へ)不快な表現があったら、ごめんなさい。 むし暑い毎日が続く。汗を拭き拭きすれ違う老若男女。 エッチな俺はこの季節、蒸れた身体をスーツでビシッと包み込んだサラリーマンに萌えてしまう。 でも、そんなムレムレサラリーマンでも、その…

ニッポンの恥

厚生労働省は28日、05年の国民生活基礎調査結果を公表した。生活を「苦しい」と答えた世帯は56.2%に達し、過去最高を更新した。1世帯当たりの平均所得額(04年)は580万4000円。95年の659万6000円から12%減少し、低所得層ほ…

太田裕美アルバム探訪④『思い出を置く 君を置く』

今回は、80年6月発売『思い出を置く君を置く』。詩人サトウハチローの詩にすぎやまこういちが曲をつけ、弦楽オーケストラをバックに従えてクラシカルな雰囲気で統一された企画アルバム。同年のレコード大賞・企画賞を獲得。オリコン最高44位。サトウハ…

太田裕美アルバム探訪③『海が泣いている』

78年12月発売。このアルバムはちょっと評価が難しい。俺が初めて買った裕美さんのオリジナルアルバムが、この『海が泣いている』だからだ。つまり、俺の中での太田裕美のアルバムの出発点はこの作品なのである。当時中学生だった俺は、彼女の過去の作品…

人肌恋し

昼食後の仕事中、猛烈な睡魔が襲う。いつものことだ。先日、昼過ぎにいつものごとく一瞬意識が遠のいたのだが、同時に、ふと幼いころの記憶が突然蘇った。 それは「耳そうじ」の記憶。 俺の実家は床屋だった。昼下がり、子供の俺はリクライニング状態にした…

太田裕美アルバム探訪②

過去ログ。 『I do,You do』 http://d.hatena.ne.jp/hiroc-fontana/20060108 『12ページの詩集』 http://d.hatena.ne.jp/hiroc-fontana/20050322

最後っ屁

小泉さん、最後の国会答弁もイカシテたね。臭ーい最後っ屁をかまされた気分だ。 「非情と思われることも、国民全体に対する温情だと、将来、必ず理解されると思って政治を担当してきた」首相の強引な自己正当化ともとれる答弁ぶりはこの日も健在だった。(産…

太田裕美アルバム探訪①『エレガンス』

なんと太田裕美さんがニューアルバムの制作中という吉報が入った! さて、それを記念して(笑)これからしばらくの間、俺のマイフェイバリットアーティストである太田裕美さんのアルバムについて書いて行こうかな、と思っている。 そんなわけで最初の今回は…

安っぽい筋書き

共謀罪にまつわるこの一週間のドタバタ劇を見て、民主党案を丸呑みという自民の奇策・国民を無視した政治ゲームに対して憤るか、対案丸呑みを提案されながらも採決を拒否した民主を「分からず屋の天邪鬼」と見て憤るか、どちらの立場で物を見るか、によって…

和田アキ子『free soul』

今回のこの人は、さすがにアイドル・カテゴリーでは無理があるか(笑)ま、番外編ということで。 学生時代、音楽にちょっとうるさい友達が、一緒に飲むたび、日本で一番歌が上手いのは和田アキ子だ、と力説していた。酔うとしつこい奴だった。俺はなんだかピ…

じゃんく・ふーど

今日久しぶりに「焼きそばパン」を食した。この不思議な食べ物。主食を主食で包むという暴挙。怒濤の炭水化物攻撃。イメージ的には、たとえばコンビニで「オニギリ新発売!具にいそべまきを包みました!」とかね。お好み焼き屋で「お姉さん、カレーパン天お…

歌謡ワルツの系譜〜この素晴らしき世界

俺は、ワルツの曲が好きだ。改めてそれに気付いたのはつい最近のこと。先日、日記で薬師●ひろ子の「胸の振子」を名曲として紹介したばかりだが、これはワルツである。そういえば、一時期、クボタ利伸の「Indigo Waltz」にハマっていたこと、カラオケでもよく…

通勤電車の忌々しい人々〜西瓜利用者へ告ぐ

俺は、行列で待たされるのが嫌いだ。同じように、行列の人を待たせるのも嫌いだ。だから、駅で切符を買う時は事前に料金表を確認して小銭をしっかり用意してから並ぶことにしているし、スーパーのレジでも例えば五円玉1枚一円玉4枚とか、ジャラ銭があれば…

「bless you」

新曲なので、80年代アイドルのカテゴリーでいいのかどうか、迷いつつ。 「bless you」。この聖子は、いい。とてもいい。 注意深く聴かない限り、定番の聖子バラードに聴こえてしまうためか、4月26日に発売されてオリコン最高位29位を記録したあとは早…

言われて嬉しい言葉

思ったより子供で、がっかりした(もっとオトナの人かと思ってた)。別れた彼氏から言われた言葉。 それ以来しばらく、自分というものがわからなくなって、自信喪失の日々。 それが最近、ある人から、笑顔がステキ、と言われた。 別の人から、カレシと別れた…

ナットクいかないこと

小泉・竹中ラインが強引に進めている、市場原理弱肉強食格差容認社会について、彼らが言っていることで俺にはどうしても腑に落ちないところがあって、それはドコなんだろうと、ずっと考えてたら、昔体験した或ることを思い出した。 それは、就職間もないバブ…

荻野目洋子「VERGE OF LOVE」

80年代中盤、86年から87年ごろ。 聖子が出産休暇を機に活動を抑制し、WINKや静香姐さん・美穂・ナンノはブレイク前夜であり、アキナが孤軍奮闘していた時代だ。アイドル界は「おにゃん子」が席捲。丁度、音楽フォーマットがアナログレコードからCDに…

薬師丸ひろ子「胸の振子」

「柳につばめは あなたにわたし 胸の振子が鳴る鳴る 朝から今日も〜」というのは昭和の時代を代表する不朽の名曲だ(唄:霧島昇、詞:サトウハチロー/曲:服部良一)。これはポップスだの演歌だの、クラシックだのジャズだのという、明らかに「音楽という神…

懲りないマスコミ

監獄から出てきました。あの人。 それはそれでドウでもいいけど、相変わらずのマスコミたち。何をやってきたヤツか分かっていながら、まるでヒーロー扱い。拘置所からヒルズまでヘリコプターで空から中継したあげく、街角のコメントも無責任なオバサンたちが…

フンガイしている毎日

俺が政治に興味を持ったキッカケ。 障害者自立支援法がこの4月より施行された。ほとんどの国民はこの法律の内容を知らないだろうし、端から興味も無いに違いない。去年の解散総選挙で一度廃案になったものだ。 要は、今まで通りの福祉を得たければ、たとえ障…

ピンク・レディー「DO YOUR BEST」

俺にとってPLは小学校から中学に上がる頃の、もろ「ど真ん中アイドル」。さすがにオトコのコだったので、当時一緒にダンシンはできなかったけど、頭の中ではバッチリ振り付けはマスターできていたみたいで。「みたいで」っていうのは、実はオトナになって…

南野陽子「話しかけたかった」

ナンノというと何故かおきゃんな江戸の町娘のイメージ。「おすすめ本」からの流れを汲んだつもり、なんだけど(笑)。瓜実顔に輝くアーモンド型の眼。確かに黒襟の着物に日本髪、たすきに前掛けなんかが似合いそうだけど、これは彼女が扮した「はいからさん…