2006-01-01から1年間の記事一覧

「しっかり」。

さて問題です。安倍シンゾー君は、今日の組閣記者会見冒頭の演説で何回「しっかりと」といったでしょう? よく人前で喋ると「えーと」とか「あのー」ばっかり繰り返しちゃう人って、いるよね。そうすると聞いてる方は、なんだかそればっかり気になって、肝心…

満員電車の忌々しい人々〜マッチョ野郎が去って

週末、遭遇した場面。 俺は職場の飲み会をやっとのことで抜け出して、家路を急いでいた。もう終電に近い電車。週末だけあって、車内は超満員だ。俺も、身動きできないことを不快に感じながらも、早く帰って布団に入りたい一心で、じっと我慢して電車に揺られ…

ザッツ・エンタテイメントPART3

ミュージカルが好きだ。マッチョな否定派には確かに突っ込まれどころ満載だけど、恋するふたりの語らいが唐突に伴奏つきの歌になっちゃったって、掃除のオバサンが突然バックダンサーになっちゃったって、いいじゃん。だって、それがミュージカルだもん。 思…

びっくりです。この神経。

米加州、「自動車排ガスで温暖化」と日米6社を提訴 【ロサンゼルス=古沢由紀子】米カリフォルニア州のロッキャー司法長官は20日、自動車が排出する温室効果ガスが地球温暖化の主因になり、州民に多大な「被害」を与えているとして、日米の大手自動車メー…

自民党そうさいせん〜そうはさせん(汗)

アベの総裁決定は、まあ、ベツに・・・。 ただ、俺、やっぱり、ヤラレたような気がするのだ。自民党に。結局、全体が自民の大宣伝大会になっていたのかな?と。この時期に合わせた小泉劇場のドラマ化とか、アイツ(おっと失礼、タケナカさん、ね)が辞めたこ…

敵地侵入レポート(笑)

先週、とあるつながりで断りきれずに(笑)、某若手議員(自民党)の議員生活●周年パーティーなるものに出席する機会を得た。その若手議員は教育基本法改正の中心となってきた議員の一人とのことで、俺としてはじっくりとその意図するところを聞いてみたかっ…

太田裕美アルバム探訪⑬『Little Concert』

79年12月発売。前作『Feelin' Summer』が松本・筒美の手を離れて初めて取り組んだ夏のアルバムということで、その目指すところが77年夏の名盤『こけてぃっしゅ』であったことは、その洋楽志向のサウンドや夏の一日をイメージしたコンセプトを見れば、…

今日もまた情報の海の中で。〜植草教授と大本営ドラマ

植草教授がまた逮捕されたそうだ。「酒に酔っていたので覚えていない」らしいが、これで彼は社会から葬り去られてしまう可能性が高い。コイズミ政治批判では鋭い論客の一人であり、それゆえ「手鏡事件は濡れ衣」との主張も信憑性があったのだが、さすがに今…

カラダ主義

最近、温泉によく行くのだけれど、誰と行っても結構平気で裸を見せている自分に今更ながら驚く。ほんの5年位前までは、着替えなんかも恥ずかしくて仕方なかったのに。 あと、ボディタッチも前に比べると随分平気になった。あ、挨拶がわりに肩をたたくとか、…

太田裕美アルバム探訪⑫『Feelin' Summer』

79年6月発売の10thアルバム。 松本隆・筒美京平・萩田光雄という黄金トリオの手を離れてからの最初のアルバム。ぽっかりとあいた大きな穴、それが彼女にとっていかに大きかったかをまだこのアルバムでは気が付いていないのだろうか、高いハードルをクリ…

考察「お役所文化」〜あいまいな善男善女

仕事上、いわゆる「お役人」との付き合いが多い。現在の上司もいわゆる天下りである。 彼らと仕事をしていて、例えば社会保険庁の誤魔化しだとか無駄遣いだとか、岐阜県の裏金だとかが「いかにもありえる話」のように思えてしまうから、情けないといえば情け…

アキナの聴き方

以前の日記にも書いたが(http://d.hatena.ne.jp/hiroc-fontana/20050929)、俺は中森明菜がちょっと苦手。モゴモゴと聴き取れないピアニシモヴォイスから、雄叫び状態のビブラート・ロングトーンまで、その転換が唐突すぎてまるでトルクの重いエンジンのよ…

麻生タローと情報の海

8月最後の日曜午前は、テレビジャック?と思えるくらい出まくっていた。麻生タロー。 俺は、タカ派で歪んだ歴史観のまま不用意発言を繰り返す外務大臣、電車に乗ってきたら車両一杯に加齢臭を振りまきそうなオヤジ、麻生タローが、「嫌い」・・・だった・・・。 …

太田裕美アルバム探訪⑪『背中あわせのランデブー』

78年2月発売の7thアルバム。LPレコードのA面5曲が吉田拓郎作曲、B面6曲が太田裕美本人の作詞作曲ということでこのタイトルとなった。オリコンアルバムチャート最高位は3位。 俺としては、あまり聴かない作品だったりする(笑)。決してキライでは…

「官から民へ」の横暴

8月23日(水)のNHKテレビ「クローズアップ現代」は「相次ぐ民営化トラブル〜揺れる保育現場〜」という特集だった。自治体の財政難を理由に、全国的な趨勢として、公立保育園が次々と民営化されている。ただし、その民営化があまりに拙速に行なわれる…

中庸の強み〜石川秀美

それは、クラクラするような蒸し暑い日。CDの棚で目について、何だかとっても聴きたくなっちゃった、ヒデミ。そう、石川秀美には「日本の夏」が似合う。海の家だとか、濁った海水だとか、黒っぽい砂浜だとか、寝転ぶ場所もないような浜辺の混雑だとか。ハ…

破壊王の足跡

昨日の「TVタックル」を見て思ったが、今更という感じはあるがようやくマスコミにも小泉政権の5年間を客観的に見、批判すべきところは批判しようという姿勢が見えてきたように思える。森田実さんもHPの論説「森田実の言わねばならぬ[287]http://www.p…

歯がゆい指先

昨日の日記、言いたいことがどうもまとめ切れてなくて、読み直して我ながら歯がゆいのである。うーん、歯がゆい。 俺が言いたかったのは、対話なしの強硬手段は、やはり最後の手段であって、しかもそれは一国の宰相が他を押し切って率先すべきものではない、…

「華氏911」&「クラッシュ」

夏休みを利用してのDVD鑑賞。『華氏911』の方は、やっぱり見ておかないと、と言う感じでレンタル店に入る前から決めていたんだけど、『クラッシュ』は新作の棚で見つけて「きゃー、DVD化を待ってたわ♡」ということでその場で即決。 でもこの2本、…

ウンザリ。

首相の靖国参拝。賛成・反対の意見は平行線をたどるばかりで、埒があかない。大体において、戦没者遺族ましてやA級戦犯の遺族でさえ意見が分かれているのだから、これは元々どうしようもない話なのだ。テレビで繰り返される議論もいい加減ウンザリなのであ…

太田裕美アルバム探訪〜番外編〜『魂のピリオド』については語れない

1998年7月。 今から8年前の夏。その頃、俺は都内のある街で一人暮らしをしていた。職場にも近く、実家からも電車を乗り継いで30分ほどの場所だ。その街は駅前から1キロメートルほど商店街が続き、その外れに俺のアパートがあった。毎日夕方になると…

頑張れNHK

相次ぐ不祥事で、解体 ・民営化の話もあるけど、7月末放送の「ワーキング・プア」や8月5日の昼間に再放送された「被爆者・命の記録」なんかを観ると、日テレやTBS系やフジ系、今のオメデタイ民放じゃ絶対に(制作しても)放送されない番組だよな、と思…

太田裕美アルバム探訪⑩『短編集』

1975年6月発売の太田裕美セカンド・アルバム。4月にシングル「たんぽぽ」を発表し、そのセカンド・シングルを中心に構成されたのがこのアルバムである。デビュー間もない歌手としては異例のハイペースでのアルバムリリース。太田裕美は、アイドル系ア…

総裁選における攻防

天皇の「お言葉」メモ。ライト方向にシングルヒット。でも二塁には進めず。 あくまでも側近のメモなのである。おまけにその側近の方は、もう故人。何も確証がないまま、誰がいくら論争しても埒が明かないような気がする。 某在京テレビ局による安倍シンゾー…

「僕らの音楽」Bank Band特集

今まで何度も書いたけれど、俺は今だにMy Little Loverが好きで良く聴いているし、ミスチル、サザンもよく聴いていたし、キョンキョンでイチバン好きな曲は「月の夜のシ・ア・ワ・セ」というアルバム曲で、これには全部小林武史が絡んでいる。つまり、あ〜い…

第3回東京平和映画祭

7月22日(土)、代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで開催された表題の映画祭に行ってきた。朝10時から夜9時まで、休憩をはさんで6本の作品を一気に観る。お尻はしんどかったけど、映画は全て心に響くものばかりで、12時間あまりがあ…

太田裕美アルバム探訪⑨『手作りの画集』

1976年6月発売の4thアルバム。オリコン最高位3位の大ヒット作。「赤いハイヒール」リリース直後であり、裕美さんが最も旬なアーティストとして注目されていた頃の瑞々しい魅力に溢れた傑作だ。 このアルバムにおける太田裕美の声にはまだ少し幼さが…

何とかしなければ!

わが国は難しい局面にありますが、日本という国を愛する国民の一人として、この国に輝かしい未来が訪れるよう、国政を担う皆様には賢明な舵取りを期待しております。 然るに、安倍官房長官のここ最近における北朝鮮への強硬な姿勢は、マスコミや善良な国民を…

岩崎宏美『思秋期から・・男と女』

今回は、もうひとりのヒロミさん。 これは岩崎宏美、5枚目のオリジナル・アルバムで、77年10月発売。岩崎さんというと、70年代後半の筒美系女性歌手としては太田裕美さんと双璧を成す存在だ。俺としてはどうしても大好きな太田さんのライバル・敵キャ…

太田裕美アルバム探訪⑧『君と歩いた青春』

81年12月発売。翌年の半年にわたる休養・渡米前にリリースされた、前期太田裕美の総括的アルバム。タイトル曲は過去のアルバムに収録されていた人気曲で、81年8月にシングルにリメイクして発表されたもの。この81年後半のリリースは「君と歩いた青…