アルバム探訪(松田聖子)

セイコ・アルバム探訪2019~『SEIKO JAZZ2』

【早期購入特典あり】SEIKO JAZZ 2 (初回限定盤 B)(LPサイズジャケット・SHM-CD)(DVD付)【特典:ポストカード付】 アーティスト: SEIKO MATSUDA,松田聖子 出版社/メーカー: Universal Music =music= 発売日: 2019/02/20 メディア: CD この商品を含むブログを…

セイコ・アルバム探訪2018〜『Merry-go-round』

goo辞書によると、merry-go-roundとはこんな意味。 1 回転木馬,メリーゴーランド(carousel,carrousel) 2 (社会生活・事業・出来事などの)急旋回,急転回 3 転車台(turntable) (米鉄道俗) 4 目が回るほど忙しい仕事[場所など](米俗) 今回のCD付属のDVDで…

セイコ・アルバム探訪2017〜『Daisy』

Daisy(通常盤)アーティスト: 松田聖子,YOSHIKI出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック発売日: 2017/06/07メディア: CDこの商品を含むブログ (2件) を見る さあ、稼ぎ時、到来よ!今年の夏もコンサートツアーやるわよ。あ、ついでにとりあえず新しいアル…

セイコ・アルバム探訪2017〜『SEIKOJAZZ』

最初は期待した分だけ少し、肩透かしを喰らった気分。すべて想定内、という印象でね。振り返れば、この企画の前哨戦とも言うべき缶コーヒーのCMをはじめ、近年の聖子さん、アルバム作品の中でもシックな英語詞のバラードをポツポツと披露してくれていて(「I…

セイコ・アルバム探訪2016冬編〜その2『Snow Garden』

今年の年末も紅白に出演する聖子さん。歌う曲は「薔薇のように咲いて桜のように散って」 に決まったそうで、やはり今年のこの曲のヒットは彼女にとっても特別だったのかしらね。昨今の紅白を考えれば、彼女クラスのベテランがその年に出した曲を歌えるという…

セイコ・アルバム探訪2016冬編〜その1『金色のリボン』

これから2回連続で、Stereo Saund誌監修によるSACD(スーパー・オーディオCD)盤で再発されたクリスマス・アルバム2枚を取り上げます。 今回は、1982年冬に発売された『金色のリボン』。 ユーミン三部作(赤スイ、渚バル、小麦色)の連続大ヒットで、タダの…

セイコ・アルバム探訪2016〜『Shining Star』

最新作のレビューです。Shining Star(初回限定盤A)(DVD付)アーティスト: 松田聖子,松本隆,松任谷正隆出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック発売日: 2016/06/08メディア: CDこの商品を含むブログ (6件) を見る「なんじゃあ!コラあ〜!」 松田は松田で…

セイコ・アルバム探訪30〜『Bibbidi-Bobbidi-Boo』

Bibbidi-Bobbidi-Boo(初回限定盤A)(DVD付)アーティスト: 松田聖子出版社/メーカー: Universal Music =music=発売日: 2015/06/10メディア: CDこの商品を含むブログ (2件) を見る デビュー35周年記念のアルバムは、まさかの全曲作詞作曲・松田聖子、という「ど…

セイコ・アルバム探訪29〜『North Wind』

聖子さん、デビュー35年目となる今年の年末は、昨年に続いて紅白出場が決定した一方、恒例だったカウントダウンは見送りだそうで、個人的にはちょっと寂しい年末を迎えそう。まあ、久しぶりに家でゆっくり紅白鑑賞というのもイイかな?なんて考えて自分を納…

セイコ・アルバム探訪28〜『Dream&Fantasy』

発売より4カ月。遅まきながら、最新作をレビューします。。 まずは、ごめんなさい。このブログのレギュラー読者さんはご存知だと思うのだけど、ワタシ、発売当初からこの作品は「買わない!」と決めていたのよね。。だって、またもやオールセルフで使いまわ…

セイコ・アルバム探訪27〜『Windy Shadow』

1984年12月8日発売の10thアルバム。 このアルバム、発売当時は本当に良く聴きましたわ。それくらい慣れ親しんでいる作品にもかかわらず、3年ほど続けているこの「アルバム探訪」企画では今まで取り上げないまま、ここまで来てしまった感じなのよね。なぜか…

セイコ・アルバム探訪26〜『Guardian Angel』&『Sweetest Time』

今回は、90年代発表のミニアルバム二題。まあ、コレクターズ・アイテムには違いないのだけれど、いま聴くと「あ〜、聖子ちゃんがやりたかったのは、これなんだろうな〜」というのが良くわかる感じだったりする。つまりは、オリジナルアルバムの狭間にリリー…

セイコ・アルバム探訪25〜『Eternal』

1991年5月発売。聖子初のカバー・アルバムでhiroc-fontana、個人的に大好きな作品。 まず当時の聖子たんを取り巻く背景を振り返っておくわね。バブルの勢いを受けて当時のレコード会社、CBSソニーの大プッシュにより1990年、晴れて全米デビューを果たした「S…

セイコ・アルバム探訪24〜『ユートピア』

この季節にぴったりな、超・定番アルバムの登場。1983年6月1日発売の7thアルバム『ユートピア』。アイドル時代としては最も充実していた時期のアルバムで、結婚前の最高売上(LPで41万枚)を記録した代表作。09年のブルー・スペック盤での再発時には…

セイコ・アルバム探訪23〜『A Girl in the Wonder Land』

突然の連続エントリー三日目は、聖子さんの新作レビューです。 まずひとこと。「努力賞、あげたい。」 少なくともセルフ・プロデュース期に入ってからのアルバム群の中では質的に上位に分類していいんじゃないかな。ここのところ、セイコファンを名乗る人の…

セイコ・アルバム探訪22〜『My Story』

1997年5月21日発売。あ〜、このアルバムがもう16年前なのね…とセルフ(暗黒)期の余りの長さに今更ながら、ため息ばかりの出るワタクシ、聖子ファン歴34年。 「あなたに逢いたくて」の大ヒット(ミリオン)でノリノリだった、当時の聖子たん、その勢いで…

セイコ・アルバム探訪21〜『Silhouette』

1981年5月21日発売の3rdアルバム。 当時デビュー2年目の聖子さんが、様々な局面で「変化」を余儀なくされていたことはアルバム『風立ちぬ』の回でも書いた。まず、ポスト百恵として破竹の勢いで突っ走ったデビュー1年目を終え、次の新たな展開が内…

セイコ・アルバム探訪20〜『20th Party』

さて、今年のブログ仕事始めは、やっぱり聖子さんでいきます。 “セイコ・アルバム探訪”をシリーズ化して足掛け早や3年目、20回目となる今回はやっぱりこれかなと。聖子さんデビュー20周年にあたる2000年6月に発売された33rdアルバム『20th Party』…

セイコ・アルバム探訪19〜『Precious Moment』

1989年12月発売の16thアルバム。 デビッド・フォスターのプロデュースによる前作『Citron』から1年5ヶ月、古巣のサン・ミュージックを離れて独立、アメリカ進出を控えた時期に発売された、彼女にとって間違いなく「転換点」となった作品。それまで聖子…

セイコ・アルバム探訪18〜『Canary』

1983年12月10日発売の8thアルバム。アルバムチャートではもちろん首位獲得。売上げ枚数はLP39.2万枚、カセットで23万本。これは彼女の全アルバムの中で『SUPREME』(1986年)、『ユートピア』(1983年)に次ぐセールス。 シングル「瞳はダイアモンド…

セイコ・アルバム探訪17〜『Candy』

1982年11月発売の6thアルバム。 この年、シングルでのユーミン三部作、アルバム『Pineapple』の大成功により、単なる“アイドル”ではない「松田聖子」というブランドを確立した感のあった聖子さん。髪をショートにして(結果ちょっとブスになったことで、そ…

セイコ・アルバム探訪16〜『Glorious Revolution』

1994年6月発売。このアルバム、発売当時はCDをレンタルして聴いたのよね。聴いてすぐ「だめだこりゃ。」と思って、私の音楽ライブラリイからは永久追放!(笑)。 そんな作品を引っ張り出して約20年ぶりに聴いてみたら、「あら、悪くないわ…」なんて…

セイコ・アルバム探訪15〜『SUPREME』

出産休業の真っただ中に発表されたアルバムで、聖子さん全キャリア中で最高売上げを記録した13thアルバム。1986年6月1日発売。 プロデュースは、松本隆。 前作『The 9th Wave』(85年6月)で一旦、松本隆とのコンビを解消した聖子スタッフ。その『The…

セイコ・アルバム探訪14〜『Very Very』

さあ、お約束。でもね。。。 この、とてもじゃないけど「長いキャリアを積んだプロ・アーティストの作品」とは言えない代物を前にして、果たして何を書けばいいのか、いま、途方に暮れている俺なのだ。 このCDを聴いて、数千円出してこれを買ったことに心…

セイコ・アルバム探訪〜番外編

今回は、「聖子ファンの皆様のために」お届けする企画です。な〜んて、こんな社交辞令はご当人のセリフだけにしときましょうね(苦笑)。これは正直言って「手抜き企画」です!ゴメンなさいね。 これまで、「セイコ・アルバム探訪」として13回、シリーズと…

セイコ・アルバム探訪13〜『Strawberry Time』

1987年5月16日発売の14thアルバム。 このシリーズ久々の、80年代「ザ・王道」のアルバムを取り上げます。でも発売されてからもうアバウト4半世紀経ってるのね、これ。びっくりです(笑)。 1年間の出産休養を経て聖子さんの本格的復帰を印象づけたアルバ…

セイコ・アルバム探訪12〜  『Fairy』

2005年4月6日発売。これまでセルフ時代の聖子さんのアルバムでは“サウンド・プロデュース”という裏方的役割を担ってきた鳥山雄司氏が、初めて作曲・アレンジなど全面的に携わったアルバム。 地味ですけどね、中々いいですよこれ。hiroc-fontana、近年では…

セイコ・アルバム探訪11〜『We Are Love』

1990年12月10日発売の18枚目のオリジナル・アルバム。国内盤としては『Precious Moment』に続いて全作詞を聖子さん本人が手がけ、初めてプロデューサーの一人として本人が名を連ねている。オリコンアルバムチャートでの最高位は3位。 全米進出ア…

セイコ・アルバム探訪10〜『永遠の少女』

hiroc-fontanaの大好きなアルバムです。1999年12月発売。オリジナルとしては32枚目のアルバム。聖子さんにとってプレ20周年に当たる作品。 88年の『Citron』以来11年ぶりに作詞に松本隆氏を迎えており、同年に作詞家生活30周年を迎えていた同氏のアニ…

セイコ・アルバム探訪9〜『風立ちぬ』

1981年10月21日発売の4thアルバム。 アルバムチャートでは1位を記録しながらLP売上げ枚数は21万枚と、軒並み30万枚越えを記録していた当時の聖子のアルバムとしてはちょっと成績不振。 同じ1981年のシングルを見ても「チェリーブラッサム」67万…