2005-01-01から1年間の記事一覧

すっばらしきCMソング

テレビからあの口笛のイントロが聞こえてきたとき、ついつい一緒に口笛を吹き、そして一緒に歌っている自分がいた。 「You Know I can't Smile without you〜」 某携帯電話のCMソングだ。バリー・マニロウの1977年のヒット曲「Can't Smile without you…

どっぷりゴロー・ワールド その2

ボーカリストとしてのゴローさんは、独特のビブラート唱法とか、必ずサビで出てくる高音の「泣き節」が印象的すぎて、一般的にはあまり洗練されたイメージはないように思う。(「スタ誕」にも出ていたクロベーとかいうタレントがオーバーにモノマネしてたっ…

どっぷりゴロー・ワールド その1

若い頃、野口ゴローに似てるね、と言われたことがある。 こんな感じ?→ では全然無かったけどね。だけど俺、一時期はその気になってカラオケでもゴローさんの「私鉄沿線」を十八番にしたりしていたのだ(ちょっと恥ずかしい・・)。でもキーが自分の声に妙に…

アウトロー

茨城県警の巡査長(25才)が麻薬所持の疑いで逮捕。 所持していた麻薬が、ほんの4月までは簡単に入手できたという脱法ドラッグ「ゴメオ」、逮捕された場所は新宿○丁目との報道だ。ということはこの巡査長、きっと「お仲間」だったのね。 おそらく今回のこ…

「砂の女」

砂の女 特別版 [DVD]出版社/メーカー: パイオニアLDC発売日: 2002/04/14メディア: DVD購入: 1人 クリック: 48回この商品を含むブログ (56件) を見る 1964年作品、ということは41年前の映画。監督・勅使河原宏。アカデミー外国語映画賞ノミネート、カン…

「砂の女」にみる「生きる意味とは?」

先日、休日の午後に何もすることがなくて、10年ほど前に録画したモノクロ日本映画のビデオ「砂の女」を久しぶりに観た。 この作品、原作の読み直しも含めてもう何度も体験しているのだが、そのたびに新しい発見がある。原作は阿部公房。現実には有り得ない不…

愛聴盤3「Touch me,Seiko」

松田聖子のシングル「青い珊瑚礁」から「Rock'n Rouge」までのシングルB面ばかりを収めた編集盤(1984年発売)である。好アルバムが数多くある聖子だけれど、俺としてはこの編集盤こそが、特にお気に入りの1枚。 今さら言うまでもなく、80年代前半〜…

ナツメロの誘惑〜青春歌年鑑 その2

青春歌年鑑 1966アーティスト: オムニバス,千昌夫,高倉健,城卓矢,青江三奈,橋幸夫,森進一,美空ひばり,都はるみ,舟木一夫,島倉千代子出版社/メーカー: 日本クラウン発売日: 2002/11/27メディア: CD クリック: 7回この商品を含むブログ (6件) を見る いわゆる…

ナツメロの誘惑〜青春歌年鑑 その1

コンピCD「青春歌年鑑」シリーズは、オリコン年間チャートに基づいた選曲というのが謳い文句なだけあり、チャートマニアにとってはかなり「的を得た」選曲が嬉しい、好企画となっている。ベスト盤と言えば、一人のアーティストを時代で追っていく、いわば…

「ジェンダーフリー」

先日、「ジェンダーフリー」について話を聞く機会があった。聞くところによると、その流れから、今、小中学校では、名簿の男女混合化をはじめとして、運動会での徒競走や騎馬戦の男女混合、トイレや更衣室の共用、果てはお互いの性をより良く知ろうとの名目…

「ガープの世界」

ということで、大好きなこの映画の紹介を。 原作ジョン・アーヴィング、監督ジョージ・ロイ・ヒル。1982年作品。 好きな映画は?と聞かれたら、俺は「知らないだろうけど」と前置きして真っ先にこの映画を挙げたい。多感な10代後半に初めて二番館(死語…

シンクロニシティ

今朝の通勤電車で、正面に立っていたおじいさんが、中学時代の体育の先生に似ていた。生きておられたら、何歳だろう?もう90歳越えてるよな?なんて考えていた。 いくらなんでも90越えたら、さすがにあの頃の面影はないだろうな。どんな顔になってるだろ…

渡辺真知子「別れてそして」

果たしてこの人をアイドル、と呼んでいいのかは別として。近田春夫が彼女のことを「歌謡曲を自作自演する人」と表現していたのを記憶しているが、確かに、いわゆる「ニューミュージック系シンガーソングライター」と称されながら、年末の賞レースでのメダル…

生きる意味について考えてみた

生きていくことの意味って何だろう? 最近よく考える。 人が生きていく意味。 誰かを愛すること?次の世代を育み、残すこと? 次の世代に何かを伝えること? この世界のために何かをすること? 自分の納得がいくまで、好きなことを存分にすること? いろいろ…

通勤電車の忌々しい人々〜俺が悪いんだけど

先日、帰りの電車で座ったら、また爆睡してしまった。ここのところ疲れが溜まっているのを自分でも感じている。その日も、座ってから次の駅の記憶もないほどに、ものの2分も立たないうちの入眠。 心地よい揺れに身を任せての束の間の睡眠は、とても気持ちが…

雨の日と月曜日は

今日、東京は朝から雨。「雨の日と月曜日は、いつも気分が沈むの」というのはカーペンターズのヒット曲のフレーズだが、雨で月曜の今日はそんな気分にさせられる日だった。こんな日は、家の中で昼間から部屋の電気を点けて、好きな音楽を静かに流しながら一…

またやっちゃった・・・。

静香姉さんのことにちょっと触れただけでこのカウンターの伸び。ファンの皆様、ごめんなさい。きっと月曜のDTの歌番組の影響もあるのでしょう。俺も見たけど、静香姉さん、いい味出してたもんね。抱かれたい男、実質殿堂入りの木村某の寵愛を受けたという…

マイラバ。小林武史とその周辺。その2

そもそも前回、My Little loverと小林武史を取り上げたのは、前回の日記のテーマ「My Sweet Home」からの連想なのであった。 「My Sweet Home」というと、小泉今日子のヒット曲(94年)の題名。その作・編曲者が小林武史、というつながりだ。俺、88年頃…

マイラバ。小林武史とその周辺。その1

さわやかな5月の午後にぴったりのBGMがある。My Little Loverの「風と空のキリム」。映画『深呼吸の必要』の同名主題歌とのカップリングで、リリースは昨年4月、ほぼ1年前だ。このCD,あてなくレンタルショップを冷やかしているときにふと目に止まっ…

和製エルトン?〜原田真二〜

原田真二にハマっている。俺が持っているCDは「ABSOLUTE SINGLES」だけなのだが、週末のドライブBGMで久々に引っ張り出して聴いて以来、ハマってしまったのだ。原田真二といえば、最近では松田聖子がらみで久々にスポットライトを浴びた…

My Sweet Home

家を改築した。亡くなった両親から引き継いだ家で、変形3LDK。当初は手持ち資金でリフォームのつもりが、いつの間にか借金までして全改築することとなった。 こういう大きな話というのは、あらゆる場面で逐一、自分の判断力を総動員して進めているはずな…

社会のゆるみ〜尼崎脱線事故

−誰かを恨んだり責めたりしても仕方がない。これは社会のゆるみが生んだ事故だ。− JR福知山線の悲惨な事故で娘さんを亡くされた男性が、昨晩のニュースのインタビューでこのようなことを言っていた。昨日の「報道ステーション」では、当該線区は私鉄とJR…

5月の回転舞台(ちょっと村上春樹風に)

まだ5月まで数日あるが、今日は朝から五月(さつき)晴れと言うに相応しい天気に恵まれた。大型連休まえでもあり、通勤で行き交う人々の顔も、心なしか輝いているように見えた。 今朝は何故かすべてがくっきりと見えた。それは季節の移り変わりによる光の変…

しこたま飲んだ。そして翌日・・。

ゲイの仲間たちと久々に「オール」で飲んでしまい、酷い二日酔い。 最近、めっきり酒に弱くなってしまって、徹夜なんてとてもできない。今回も途中でリタイア。いつの間にかベンチシートで寝かされてた。でも、ドサクサにまぎれて誰かに大事なところを触られ…

やぐっちゃん脱退に思う「娘たちの将来」。

モーニング娘。の矢口真理ちゃん、脱退。経緯はさておいて、彼女は娘達にとって、原子をつなぐ電子役というか、細胞を満たす細胞水というか、リーダーの求心力とは違ったところで、見事に大勢の女の子達をまとめ上げていた感じがするのね。トークも歌も器用…

あれれ・・・

ここしばらく時間&気持ちに余裕が無くてほったらかし状態にしておいたこのブログ。しかしこの異常なカウンターの伸びは何だ!と思ったら、最新の日記でキ○キキッズに触れてしまったからであった。そんなつもりじゃなかったのに・・・。何だか自分が狼少年に…

Dreams Come True「琥珀の月」

DELICIOUSアーティスト: DREAMS COME TRUE,吉田美和,中村正人出版社/メーカー: エピックレコードジャパン発売日: 1995/03/25メディア: CD クリック: 25回この商品を含むブログ (35件) を見る ドリカムって、どこか「優等生」的なイメージがあって、なんだか…

日常に潜む恐怖〜スライサー編

酒のつまみにオニオンスライスは最高だ。俺はその夜、ひと仕事終えた心地良い疲れを癒すべく、缶チューハイが冷蔵庫で冷えるのを待ちながら、台所に立って好物のオニオンスライスを作ろうとしていた。玉ねぎは血液サラサラ効果があるって言うしね。 ①玉ねぎ…

憎しみのゆくえ〜仙台トラック暴走事件

俺は仕事で知的障害者と関わっている。知的障害があるがゆえに、頭で考える何か、ではなく、「自分の心」にとことん正直に生きている人たちだ。彼らと付き合って感じることは、他人に対する憎しみ・憎悪、ましてや人を殺めるに至るような思いは、本質的に人…

通勤電車の忌々しい人々〜メイクアップ女

今朝、通勤電車で久しぶりに座れてほっとしたら、膝に置いた鞄の中をガサゴソと探る若い女が正面に座っていた。そのうちに、始まった。化粧が。 ファンデーション、眉、アイライン、頬紅、唇と、手鏡を見ながら一心不乱に自分の顔を「よそ行き」に作り上げて…