2005-01-01から1年間の記事一覧

娘たちよ!

「映像ザ・モーニング娘。3〜シングルMクリップス」を買った。酔った勢いで(笑)。昔ながらのアイドル好きからすれば、今やこのモー娘。か、あやや位しか楽しみは無いのである。 しかし、40代を越えた俺からすれば、もう完全に愛娘エイジの彼女達。そん…

愛聴盤2「12ページの詩集」

太田裕美、76年12月発表の5枚目のオリジナルアルバム。91年にCDリイシュー。 太田裕美のアルバムの中でファンからの評価が高いのは、松本隆−筒美京平という最強の布陣が製作に関わった初期・中期の作品が多いが、時代的に言うと、表現者である太田…

セクシーなマスク

花粉症の季節に入り、通勤車内でもマスクをしている人を沢山見かける。最近は高機能マスクが流行り。その中で、鼻をすっぽり覆って、鼻を頂点に目の下までぐるりとフィットさせたタイプ(超立体タイプ、ジェイソンみたいなやつ)が、俺にとっては気になるア…

踏切事故に思う

足立区竹ノ塚の踏切事故について。とてもやるせない気持ちにさせられるニュースだ。不幸にも事故に遭われた二人の女性とその家族は勿論だが、俺は、加害者となった東武鉄道職員の立場を考えると、やるせないのだ。 会社等の新人教育で、注意すべきこと(しか…

捨て曲なし!のアルバムって・・・。

AMAZONのサイトのユーザーレビューには、時折「T-1に泣けました〜。その他も捨て曲なしのお勧めアルバムです!」なんていうコメントが見られる。コメントからすると確かに「聴いてみたい」という衝動に駆られるが、果たして俺が今まで聴いてきた星の数ほどの…

春、夢鬱つ。

40代は不惑の年代。 瑣末な出来事でいちいち思い悩むことは確かに少なくなったように思う。 しかし、ふと最近の自分の心持ちを振返ると、小さな憂鬱を随分長いこと引き摺っていることに気付いた。日常生活の中で「それは取りあえず置いといて」と無意識に…

愛聴盤1「横須賀ストーリー」

山口百恵である。70年代を代表する大歌手。あまりに大きすぎて俺ごときが百恵さんを語るのはおこがましい気がするので、それについては平岡正明氏の著書や他の膨大な歌謡曲サイトにおまかせするとして、今回はこの愛聴盤の感想など。 76年発表の本作は、…

斉藤由貴の短い青春

斉藤由貴は1985年2月、松本隆・筒美京平のゴールデンコンビによる作品「卒業」でデビューした。この曲における松本隆氏の詞は松田聖子への提供曲「制服」(名曲!)をさらに熟成させたような内容で、卒業ソングの集大成とも言うべき完成度を見せている…

We are all alone

あいつとケンカした。あいつのあまりに不用意な発言が原因。以前、俺が同じようなことをあいつに言ってしまった時、あいつはひどく怒った。それからは「言っていいことと悪いことがある」と口癖のように言っていたくせに。その「言ってはいけないこと」を、…

足の速い女たちと男の沽券

「足がはやい」と言っても「腐りやすい」という意味では、ない。 最近、通勤の時など、女性たちの歩く速度が速くなったように感じる。これは自分が歳をとって遅くなったからということだけではあるまい。朝、駅へと向かう道すがら、スタスタとテンポ良く歩く…

桜田淳子の集中力。

こんにちわ〜、さくららじゅんこれ〜す。(片手で前髪を分けながら目をキョロキョロさせる。「わ」の発音は少し鼻の下を伸ばしてね!)演歌歌手の牧村三枝子がモノマネをやっていた「淳子」が印象深い。桜田淳子を思い出そうとすると、いつの間にか頭の中で…

バカかもしれない?症候群

「頭がいい人、悪い人の話し方」がビジネス書で長いことベストセラーにランキングされている。俺はまだ読んではいないのだが、先週「めざましテレビ」で特集していて、OLが嫌いな上司に当てはめて「あーあいつ(上司)はやっぱりバカだからあんな言い方す…

宇多田ヒカルは何処へ

昨年秋にアメリカでリリースされたUtada「EXODUS」、発売前は期待いっぱいのマスコミがあちこちで取り上げたが、結局いまだに全米トップ100入りはならず、その後はマスコミも沈黙を守っているように見える。まだセカンドシングルの発売も控えているようだ…

はじめてのケイケン

先週の木曜日、腰がピキッときた。やばい、と思ったがすぐ痛みも引いたので週末元気に遊びまわってたら、一昨日から妙に鈍い痛みが出て、昨日は立ち上がるのに「よっこらショ」となり、今日は起き上がるのも歩くのも辛くなってしまった。まる1週間で痛みの…

アキナの計算<セイコの打算

2月14日の「HEY!×3」は松田聖子と中森明菜のボーリング対決!という、かつてのアイドル好きには夢のような企画だったが、実際は少々肩透かしを食らったような内容だった。二人ともボーリングが下手で試合にならないし、リアクションもごくフツー。友…

太田裕美不遇の時代 最終章

1977年7月発売のアルバム『こけてぃっしゅ』は、5月末の先行シングル「恋愛遊戯」に代表されるように、ポップで乾いたサウンドが全編に貫かれており、今聴いても非常にみずみずしさに溢れた傑作だ。このアルバムでは2ヵ月後にシングルカットされる「九…

滑り込みセーフ?

俺が3年前に辞めた会社が、ライバル会社に吸収合併されるそうだ。昨日、懇意にしていた先輩(♂、50代、独身)から「希望退職を志願した」との電話が入る。よく聞く話だが、吸収合併の話は水面下(首脳陣の独断)で進行し、一般社員は寝耳に水だったそうだ…

太田裕美不遇の時代 その3

シングル「恋人たちの100の偽り」の不発以降、結局シングルチャートでの「太田裕美」は目立った成績を残せず、ヒット歌手としては次第に第一線を退いていく。その間発表されたシングルには、弾き語り・アコースティック路線の集大成ともいえる曲(「振り…

太田裕美不遇の時代 その2

77年12月21日「恋人たちの100の偽り」(作詞:松本隆、作・編曲:筒美京平)発売。この歌に詞も曲も異なる別バージョンがあることを知ったのはデビュー25周年CDBOX『太田裕美の軌跡』にその曲が収められたからだ。その「別バージョン」はメ…

太田裕美不遇の時代 その1

81年の渡米後、82年に帰国した太田裕美さんは大胆なイメチェンを図った。髪をばっさり切り、製作スタッフもがらりとチェンジしてテクノや(当時の)ニューウェーブ系サウンドにアプローチした。古くからのファンの多くは衝撃を受け、彼女のもとを去って…

不思議なヒットソングその2

今日の通勤BGMはアムロのベストCD1&2のスペシャルエディションMD。今日みたいに疲れた朝には90年代アイドル。 さてマイ・フェイバリットソングオブ・ナミエは「Don't wanna cry」。シェイクするリズムにゴスペルテイストのメロディーが乗って、…

不思議なヒットソング

大ヒットもしたし、とっても好きな歌なんだけど、改めて聴いてみると変な曲、てのがある。「聴いてみるとヘン」なのか、「歌ってみるとヘン」というか、そもそも自分じゃマトモに歌えない曲、というべきか。最近の大ヒットでは「大きな古時計」。「お〜お〜…

厄年について

40代になって自分なりに経験も積み、多少世渡り上手になってきたような気もしていたけれど、ここ最近の周りからの風当たりの強さというか、あれこれ言われ度数の急上昇にはさすがにヘコむ。 自分を世渡り上手なんて思うこと自体、本来とても不遜な考えであ…

ゲイの生態について

俺、ゲイを自分の中で肯定して、まだ3年くらい。月日は浅いけど、すぐに友達も出来て「ゲイって異常」というこれまでの意識が100%変わったんだ。もちろんゲイこそ選ばれし者、なんてこれっぽちも思っちゃいない。ただ、確かに神様は意思を持ってこうい…

孤高の番組「コーセー歌謡ベストテン」

1977年の或る土曜日、授業が終わると、一緒に帰ろう、という友達の誘いも断ってひとり家路に急ぐ美少年。「美少年」は余計として、俺はいつもそんな感じだった。FM東京「コーセー歌謡ベストテン」を聴くためである。この番組、現在も確かジャパン・カウン…

今更乍ラ天才、椎名林檎ニ酔フ(CCCD)" title="茎(STEM)~大名遊ビ編~(CCCD)" class="asin">

90年代以降のアーティストで一番ハマったのは椎名林檎。「本能」でグッときて、『無罪モラトリアム』は一曲目からやられた。彼女が紡ぎ出す一見意味不明ながら実は仕掛けいっぱいの詞。音数多く多彩なモチーフが盛りこまれたメロディー。桑田佳佑と共通す…

なぜチャートはつまらなくなったのか

ヒットチャートに面白味が無くなって久しい。まあ、自分の年齢から考えて今だにチャートを追っていたら、それも変だろうが。ヒットチャートのシステムが崩壊し始めたのは、「おにゃん子」ブームの頃からだと俺は見ている。「夕焼けニャンニャン」を見ていな…

あの頃、ベストテン番組は玩具(おもちゃ)だった(?)

チャート番組が好きだった。俺が小学生から中学生を過ごした70年代後半、週末のラジオはベストテン番組花盛りだったから、それを書き留め、自分独自のチャートを集計するというのがあの頃の楽しみだった。(なんて暗い子供だったんだろ。)参考データは以…

今日の晩ご飯 さつま揚げと白菜の卵炒め、大根としいたけの味噌汁、ほうれん草

日曜午後のメランコリー

土曜の夕方、あいつと待ち合わせて、夕食を共にし、二人で寝る。週末婚?いや俺たちゲイは結婚できませんから!どこまでも交差しない二つの平行線。その2本の線が(今のところ)ぴったり寄り添っているような関係。 俺、30代前半までは強がって「独りがラ…