2007-01-01から1年間の記事一覧

ユル美ママ、大いに語る

土曜の深夜。上野の片隅にあるゲイバー「ぺん銀」のママ、ユル美ママはこの道ウン十年の、俺たちの知恵袋。恋の悩みから仕事の悩み、そして時には日本の行く末まで、何でもわかりやすく指南してくれる。 国民投票法成立で不安一杯の俺は、客足も途絶えた深夜…

理解しなくても良い

会津の母親殺し。肉親を、文字通り「肉」として扱ってしまえる神経を、果たして「少年の心の闇」などと言って分析する必要があるだろうか?ましてや、病んだ社会が生み出した必然の結果、などとして我々が社会問題として扱う意味があるのだろうか? 二度とこ…

おすすめ本

日本が、世界がこれほどまでに醜くなってしまったのは、やっぱり米国がすべての元凶のような気がしてならないのだ。 今の日本の保守とリベラルの妙なねじれ現象や、安倍政権の迷走も、すべてもとをたどれば・・・・。 それを既に感知している人以外は、この…

国民投票法成立に寄せて「俺の疑問・あなたへ」

あなたはイラク戦争を正しい戦争だと思う? あなたは、イラクに派遣された自衛隊は、後方支援ではなく、前線で戦うべきだったと思う? あなたは、北朝鮮が攻めてきた時にアメリカ軍に守ってもらうことになっている日本が、世界の戦場の最前線で戦っているア…

ありがとう

映画を観て、食事して、フツーのデートをしたあとの別れ際に、 どちらともなく 「(今日は)ありがとうね、じゃあね。」と声をかける。 言われた方も自然に 「(こちらこそ)ありがとう。またね。」と返し、手を振る。 さりげない「ありがとう」。だけど、こ…

石野真子「めまい」

何だか最近はサスペンスの人、な感じの真子ちゃん。アイドル時代にはチャーミングだったタレ目も、今では内に秘めた情念を巧妙にカムフラージュするための、したたかなオンナの武器にしか見えなくて、ちょっとトホホな感じ。でもアイドル時代の彼女を知る人…

「覆面系」

高校生の頃、実は一時期、作詞・作曲に凝っていたことがあって、ギター雑誌に投稿したりもしてたのね。今思い出すと凄く恥ずかしいのだけれど・・。で、ある程度曲がたまって来ると、頭の中で妄想が膨らむわけ。妄想ってばもちろん、俺の「デビュー・アルバ…

と〜っても、がっかり・・・・というか失望!

ごめんなさいね。がっかりな出来事というのは、都知事選で差別主義者のイシアタマヤローが勝ったことでも、アホなお坊ちゃまソーリーが民主主義を無視してデタラメな国民投票法案を強行採決しちゃったことでも、ないのだ。 セイコ、あなたに、がっかり。とい…

リストラ補充失敗だって・・・。

最近、忙しくて全然更新できないのだけど、気になったニュースがあったのでちょこっと書いちゃいます。 首都圏のキヨスク、3分の1が臨時休業…リストラ補充失敗 4月13日15時53分配信 読売新聞 電車に乗る前に雑誌を買おうとしたら、売店のシャッターが閉じ…

中島美嘉『YES』

映画主題歌で「歌謡ロック」に嵌ったかと思えば、ニューオリンズまで行ってゴスペルにカブレちゃったりで、中島美嘉はもう終わった・・・と思っていたこのごろ。そんな時に「見えない星」を聴いて名曲「Will」の頃の輝く美嘉ちゃんが強烈にフラッシュバックして…

映画『かもめ食堂』と俺のシンプルな休日

かもめ食堂 [DVD]出版社/メーカー: バップ発売日: 2006/09/27メディア: DVD購入: 18人 クリック: 381回この商品を含むブログ (1254件) を見る DVDで鑑賞。公開から1年以上経つのだけれど、気になりながらも、こういう「ほのぼの系」映画はどこか自分に余…

女王さまたちの愛情表現

ニュー・ミュージック界の大御所、三大女王(ってのもヘンな言い方だけど)と言えば、ユー●ン、みゆき、まりや、で決まりでしょう。彼女たちの凄いところは自作自演はもちろん、他のアーティストへの提供曲でも名曲が多い、ということ。いわば、作品を生み続…

エアメール・スペシャル

きゃ〜、エアーメールが届いたわ!誰から? ん〜ん難しくて読めないわ!いいわ、開けちゃう、ビリビリ・・・。 きゃ〜、当たったわ、ロトシックス! ナナナナなに?¥400,000,000って!早くお返事送らなきゃあ〜〜 なわけねーだろ!おまけにあて先は7年前に…

風邪っぴき頭は暴走する

風邪を引いてボーっとした頭にはいろいろと変なことが浮かんでくるもんだ・・・。 **************************************** 俺は高校生の頃、クラスに馴染めなかった。 別にいじめられていたわけではない。単に、思春期のど真ん中で巨大化するばかりの「自…

岩崎宏美『Natural』

以前、ジャズ・シンガー笠井紀美子のライブをひょんなことで体験して、それがあまりに素晴らしかったので、その足で彼女のレコードを買って家に帰って聴いたら、ちっとも良くなくてがっかりしたことがある。 ライブで素晴らしいシンガーが、必ずしもスタジオ…

どうなのよ、都知事選。

石原知事の傍若無人で厚顔無恥な言動と行動に辟易していた都民にとって、ようやく出馬表明した前宮城県知事・浅野氏は唯一の頼みの綱と言ったところだろう。だがしかし、浅野氏も露出が増えるに従い、さまざまなマイナス要素が明るみに出てくることになり、…

ミッちゃんにひとり高笑い

「ひとり上手」な筈の中島みゆきさんは、こう歌っている。 誰だって旅くらいひとりでもできるさ でも、ひとりきり泣けても ひとりきり笑うことはできない (「with」) いいえ! 俺は今夜もひとり、笑っているのだ。 このCDを聴きながら。 そのCDの主役…

鈍感力はどれほど凄いのか

安倍くんは最初から「器」じゃなかったのだ。大体において、あの総裁就任時の意味不明な演説(「しっかり、しっかり...」)を聴いた段階で、彼のどうしようもない「凡庸さ」は誰の目からも明らかだったはずだ(そうでしょう?)。国民はとりあえずそれを…

筒美ソング マイ・ベストテン 〜その2

今日は面倒な前置きは抜きにして、さくっとマイ・ベストテンを発表したいと思う。なお、選定基準については“その1”をご覧いただきたい。では、今回は年代の新しい順に紹介。 カナディアン・アコーディオン (93年 井上陽水) きらめく高原の湖水を想起さ…

筒美ソング マイ・ベストテン 〜その1

このブログにおいて常に上位安定の検索キイワード、それが、「筒美京平」さん。つまり「筒美京平」を辿って、間違ってこのブログに来ちゃってる人が多い、ということだ。俺のフェイバリットアーティストは太田裕美さんだから、このブログでも、彼女にたくさ…

早すぎた80年型アイドル〜金井夕子

みずみずしい尾崎亜美のメロディーが印象的な「パステル・ラブ」で1978年にデビューした金井夕子。決して派手な印象では無かったけれど、なぜか一目置かずにはおれない存在だったような気がする。落ち着いたルックスと安定した歌唱力に加え、「パステル…

世界の片隅で・・

久々に海外旅行をしてきた。 海外旅行の良さは何かというと、普段の生活環境から完全に分離した状態で過ごせることと、もうひとつ、今この瞬間にも世界各地でさまざまな人々がそれぞれの人生を生きている、それを肌で実感できることではないかと、俺は思う。…

中島みゆき『ララバイSINGER』

ララバイSINGERアーティスト: 中島みゆき,瀬尾一三,中村哲,小林信吾,弦一徹出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ発売日: 2006/11/22メディア: CD購入: 1人 クリック: 78回この商品を含むブログ (101件) を見る 日本において70年代から…

省エネ先進国の現実・・・

今日、興味深い記事を見つけた。 http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20070201-01-0901.html http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20070201-02-0901.html *以下抜粋引用* 地球温暖化への対応が21世紀の世界の主要な課題であるこ…

早見優「渚のライオン」

「渚のライオン」は83年7月発売。同年4月の「夏色のナンシー」、9月の「ラッキイ・リップス」と並べると優ちゃんに提供された筒美(京平)ポップスの傑作三部作といえるね。83年は、80年デビューの聖子・奈保子・芳恵に加えて82年デビューの女性…

We didn't start the fire

世界の失業者、過去最悪の1億9520万人 1月25日14時54分配信 読売新聞 【ジュネーブ=渡辺覚】 国際労働機関(ILO)が25日発表した世界の雇用情勢に関する年次報告によると、2006年末時点の世界全体の失業者は、前年を約50万人上回る推計約1…

オトコの賞味期限

不○家問題に絡めて賞味期限の話というわけじゃないけど。。。 40代ゲイの俺にも、今だに年1回くらいは見合い話モドキが舞い込んできたりする。正直すごく迷惑な話なんだけど、俺みたいなヤツを誰かに紹介しようと思ってくれる気持ちはとても有難いことで…

区別がつかない症候群

今日「金曜プレステージ」という枠で難病と立ち向かう女性を主人公にしたヒューマン・ドラマが放映されて、それを見ながら体験したことを書こうと思う。 最初は俺、主役の女優さんをずっと「深津絵里」だと思って見ていた。でも確か「深津絵里」はホクロがあ…

ミュージックフェア21

1月13日(土)の放送。近年の裕美さんはテレビで歌を披露しても当たり外れが多いので、正直あまり期待しないで見ましたが・・・。 いや〜、なかなか充実したイイ番組でしたわ。競演は岩崎の宏美さんに、今話題の中村中。中村さんは俺と同じゲイってことで(…

斉藤由貴「砂の城」

俺にとって斉藤さんは、聖子が結婚休業で不在だった80年代中盤、その空白を埋めてくれた、当時のナンバーワンアイドルだったということは、ずっと前の日記で書いた。 →斉藤由貴の短い青春 - Lonesome-happy-days 前の日記を書いた頃(2年前)、斉藤さんは…